テレビでアニメ主題歌特集が組まれると、必ずTOP10に入る物ばかり! 特にDISK2はタイトルだけ見ても、みなさんどこかで聞いたことが 有るはず!!今の子供達に親の見たアニメを知ってもらうのにも いいかもしれません。(DISK1は少々わかり辛いかな・・・)
15年位前にビクターから発売されたアニメ主題歌のオムニバスです。
テレビまんが主題歌のあゆみ、アニメホットウェーブと並ぶ
アニメ主題歌オムニバスのロングランヒット商品ですので
私も含め愛聴していた方は相当多いと思います。
FLYING DOGアーカイブスの発売でこのCDも役割を終えると
思っていたのですが、困ったことにFLYING DOGにはなぜか
亜空大作戦スラングルの後半主題歌2曲が収録されていませんでした。
このメーカー、リューナイトやワタルやメガゾーン23など
ソングコレクションを発売するたびに必ず重要な曲を
1〜2曲ずつ外す悪い癖があったのですが、新会社になった今なお
この癖は健在のようです。主題歌が全曲収録されている
スラングルの2枚組サントラは廃盤で超入手困難ですし
後半EDを聴くためにこのCDを手放すことができません。
しかし既に必要のなくなったVOL.2は2010年現在でも購入できるのに
このVOL.1が廃盤なのはもうコレクターへの嫌がらせとしか…
国際映画社ですか…。全部「見たことない」ですね、私は。
確かに「全部TVサイズ」という点で、「2枚組みフルサイズ」と比べると「作成効率がいい」反面「聴いてみるには物足りない」というのはあると思いますよ。でも、収録されたアニメを調べてみると、「1作品も欠けてません」ね…やれやれ…。
題目で書いた6曲とはズバリ「21〜26」のことで、これは「アニメサウンドミュージアム Vol.1」の「15・16・23・24(ここまで『亜空大作戦スラングル』)・19・20(ここまで『ななこSOS』)」に該当します。あと、最後の2曲(ふたり鷹)も「アニメ歌年鑑'84」で収録されましたからね。それゆえ少し価値が落ちてこの評価…ということです。
でも、他はかなり貴重だと思いますね…他にそれらのフルサイズを収録したCDがあるのでしょうか…^^;。
まあ、「1〜4」は今から見てもかなり古いですから、聞いてみても価値はあります。しかしこれら4つと対になるべき曲がどれも「EDテーマ編」の方にない、というのは…。
「5」からが本題なのでしょう。「14・17・19・20・21」は、そのアニメを見ていない人と言うのも多いのではないでしょうか?
ちなみに、対になる曲が「EDテーマ編」にない曲と言うのは、「1・2・3・4・12・16」の6曲です。
あと、「EDテーマ編」との掛け合いを考えると、こちらへの追加希望曲として、向こうの「19:不思議なトワイライト」と対になる「Welcome!ガラット-ガラットのテーマ-(by村田有美)」を推挙しておきます。
1983年、今は無き国際映画社の脂ののっている時期の作品のサントラ。放映時期的にはブライガー後半とバクシンガー前半にあたり、同じく作曲した山本正之らしさが一番出ており、個人的にイチオシである。内容に関してはそこそこ評価出来るものの、作画が一定せず人気は今ひとつであったのを思い出す。ただこのCD構成はいかがなものか?既発のレコードからの音源ということなのだろうが、どうせならドラマ編をカットして未収録BGMをカップリングしてほしかった。ドラマ編も資料的価値はあるかもしれないが既にDVDボックスが発売されてることだし、音楽にこだわってもらいたいところである。1枚目は星4つ、ドラマ編が星2つで総合3つである。といってもドラマ編にはボーナストラックで2期のOP、EDが入っているのはファンとしては素直にうれしい。
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