私はまず原作を読みました。小説の冒頭から「柳井健斗」の、 小説の中で曖昧模糊とした得体の知れない登場人物の微妙な動揺が、 一人称の呟きや思惑として語られる。 今までの刑事ものの小説とはやや意表をつく独白形式が続くな・・という驚きがありました。
さらに、刑事もののアクション小説にもかかわらず、女刑事「姫川玲子」が主人公であり、 「姫川班」を支える犯罪捜査の敏腕ツワモノ武者たち男刑事が脇を固めている。 小説にしても映画にしてもTVドラマにしても、これまでの「刑事もの」の主役は男でした。 これも意表を付く異例の場面設定ですね。
さらに、主人公「姫川玲子」が、本庁エリートの美人警察官僚で、 謎の犯罪事件を怜悧な推理で見事に机上で解きほぐし、 シャーロックホームズのように解決する知能型の犯罪捜査のプロではなくて、 警視庁捜査一課に属し、現場で犯罪者を追跡する独身女刑事であるのがまた、異例の舞台設定でしたね。 観ると面白いですよ。
しかも、一貫して清廉潔白で法と正義のために刑事の使命を貫くというよりも、 自分自身が過去に犯罪に巻き込まれた犯罪被害者としての暗いトラウマを抱え、 その体験ゆえに理不尽な「犯罪者」に対して、根深い復讐と憎悪の深い『闇』を抱えてるという、 これもまた異例な性格設定でしたね。
ストロベリーナイトの特集も充実してましたが 西島秀俊さんと長谷川博己さんの対談が貴重でした。 八重の桜を見る前に、この雑誌でしっかり予習したいと思います!!
恋愛に発展するのがちょっと遅かった(前置きが長いという感覚)のが残念だった様な気はしますが 5話以降は次週を見るのが待ち遠しくなる程久々にどっぷりハマったドラマでした! 西島秀俊さんと佐々木蔵之介さんが大人の魅力を出しつつ少年っぽさもありお二人共とても素敵です! 佐々木さんはコミカルな役がうますぎてこの作品でファンになりました。 後は何と言っても主役の西島さんとキム・テヒさんが美男美女でお似合いで2人のシーンは見ていてうっとりです。 笑いあり胸キュンあり何よりあったかい気持ちになれる癒やし系のドラマです。 ツッコミ所は多少ありますが私の中では今までで最高のラブコメドラマです!!
写真すごくいい、カッコイイ、セクシー、可愛い 全て〜大好き
たまらない〜本当に
interviewすごく感動しました。もっと大好きになる
邦画クリエイター特集。 邦画は現在隆盛を誇っており、 音楽業界やマンガ業界などと比較すると、 産業的に追い風。 全体的にそんな背景を意識させる内容です。
読みどころは '、 山田洋次 と「悪人」等のプロデューサー 川村元気の対談。 商業映画を撮り続けるために、 '時代に寄り添うことや作品を革新していく努力等が必要だと語り合っています。 山田洋次が柔軟であることに驚きます。
伊勢谷友介以下、「セイジ -陸の魚-」キャストのインタビュー。 伊勢谷友介は、 熱が入ると難解になってしまうアートな男。 森山未来の尖り方が相変わらず好ましい。
'「DIRECTOR'S PLANNING FILE」 映画作家のインタビューが続きます。 作家性が商業的なこだわりに繋がっているところと、 才能ある若手にチャンスがめぐってくるところが、 現在の邦画界の成功の裏にあることが分かります。
最後に「へルタースケルター」。 沢尻エリカのフォトは完璧。 エリカ様を起用した時点で、 映画の魔術性、あるいはあやしさが倍増したと思います。 まさに企画の勝利。
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