このテキストで学習して認知症ケア専門士一発合格できました。
期待して、手に取りましたが、まず、文体が稚拙なのでがっかり。
内容も、予想通りの通り一遍で、認知症の診療にすぐに応用できるものではないと感じます。
最近はガイドラインばやりで、アメリカ、イギリスは勿論、日本でも、よく出版されるようになりました。
このガイドラインも含めて、日本のガイドラインは説明の明快さがいまいちで、現場での使用への配慮が欠けて、
実践応用の効能が乏しい場合が少なくありません。
せめて、文体だけでも、もう少し練ったものにしてほしかった・・・。
認知症診療の現状を知るため、また、診察前にガイドラインを読んでから来られる患者さんが多いので、
それに対応するためには有用で、専門家は必携でしょう。
認知症ケア専門士にこのテキストで勉強して合格できました。
日本語で書かれた本で、せん妄のことをきちんと書いているのはこれだけでは?小冊子ながら、内容はもれなく・・・いい本です、非常に。せん妄患者をみる可能性があるなら、通勤電車でも通読できるので、お勧めです。
認知症の舅と同居しています。
やってほしくないことを、何度注意しても繰り返しされると、いい加減キレてしまいます。頭ではわかっているつもりでも、やさしくできない自分を責める地獄に堕ちてしまいます。
この本には、まさにそういう場合の質問が載っています。著者は、介護をしている人に対して、こうしなければダメだということは言わないので、呼んでいて気が楽になりました。また、認知症の人の気持ちも書いてあるので、思いやりを思い出すこともできました。
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