身近に精神疾患を持っている人がいるので、また宮崎あおいさんが主演と言う事で映画を観に行きました. うつ病にかかる典型的例のような前半,休養を取るため妻から会社を辞めるよう言われたツレが,休養に なかなかなれずもがく姿,ある時最悪の事態になりかねなかった出来事,そして後半、自分を見つめなおす 余裕が出て来て少しずつ改善に向って行く,という感じで,映画と言う短い時間の中でうまく取込めていた と思います. また,ツレだけでなく、奥さんも含めて,いろんな人達の助けを得て生きている事に気づく所も良かったと 思います. 本当のうつ病はもっと辛いんだよ,とかいう意見があるとは思いますが,あくまでもエンタテイメントとしての 映画,ユーモアを随所に入れながら,主演の宮'アあおい,堺雅人をはじめ名脇役達がしっかりささえていると 思います. うつ病の事を知らなくてちょっと知ってみたい方とか、実際に病気の方も映画を観る事ができる方なら, 比較的すんなり観る事ができると思います. ちなみに、映画では気づきませんでしたが,DVDで見直すと,結構宮'アあおいが演じるハルさんは言葉の 端々にちょっとトゲがあるなあ、と思いました.まあそれがユーモアペーストのきっかけにはなっていて 良いのですが.
去年映画で見れなかったので放送やDVDを通じ、今見ました。主人公の瑛太のキャラ、話の流れ、趣旨は物凄く良かったです。
改めて見るとヒロインである千恵の想いが伝わってくる感じがしました。乳がんと戦いながら精一杯生きてきた千恵の姿に感動しました。ただ残念なのが、まずは「これは実話です」ではなく「これはフィクションです。」にして欲しかったです。現実を見せるという点では良い案かもしれませんが、人によっては美化している風に見えてしまうので、もう少し考慮して欲しかったですね。後は言うまでも無く、色々やらせ疑惑問題があった件ですが、もしそれが事実であるならば製作側や監督側は一体何を考えているんだ?と言いたいです。こういう疑惑や不正問題がないように、もうちょっとキャストの選択・調整・扱いを丁寧にして欲しかったですね。正直惜しい作品だなと思います。
総合評価は☆=3です。
ナニワ金融道のなかでは、一番、面白いと私は思います。店頭でなかったので、見つけたときは嬉しかったです。もちろんやぱりおもしろかっですよ。
|