以前、VHSで販売されていたものが、DVD化されました。ファンとしては嬉しい。
改めて2000年のシーズンを振り返ると、「隔世の感」。この世界の回転の速さを
感じます。バトンの初々しいこと!・・・いまこんな状況になるなんて夢にも・・・ですね。
ハッキネンのスパでのオーバーテイクや、バリチェロのドイツGP優勝など、見どころが
多い2000年シーズンですけど、やっぱり鈴鹿、なんでしょうね。このシーズンは。
収録内容はVHS時代と変わらず計130分でいまのものよりは短めです。まあこのくらい
が「適正」でしょうか・・・。
で、気になることが一つ。2層式のDVDなので、ご存知の方もおられると思いますが、
1層から2層に切り替わる瞬間に一瞬だけ「止まる」瞬間があります。この製品の場合、
それがフランスGPのスタート直後くらい。一旦/一瞬だけ停止した後、2秒後くらいに
また停止。その後問題無く再生はするのですが・・・。初めはトラブルかな?と思い、
アマゾンに頼んで交換してもらったんですけど、交換品でも同じタイミングで同じような
症状がありました。我慢できないほどではないですが少々気にはなります。・・ので★×4です。
『冷徹』『サイボーグ』『計算高い』・・・。M・シューマッハへのかくなる批判は本書によって立派に覆された。本書に登場する友人、知人、家族、そしてチームスタッフらを何よりも大事にする彼の姿からは、もはや世間通り一遍の批判は想像もつかない。なるほど、勝負至上主義であるからこそ、かくも人間的なのだ。 本書の魅力はそんな彼の魅力をつとめて上品に告白した事ではないだろうか。そこにはパパラッチ的『のぞき見主義』は存在しない。あくまでも勝負にこだわる人間であるが故の人間臭さを垣間見せる事に成功していて、最近にはない珠玉の一品だと思う。 表現者としてはこの上なく美しいフェラーリとドイツ人勝利至上主義者が、実は究極のリアリズムを追及するイタリアで融合したと言う事!に気付かされ、スポーツ文化の奥深さを再認識させられた。F1ファンだけでなく、すべてのスポーツファンとイタリア、ドイツ心酔者に読んで頂きたい一品です。
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