「クラシックはほとんど聴かない」という方でも、
耳馴染みのある曲ばかりなので、すんなり入っていけると思います。
同時リリースされた「古川展生ベストコレクション-クラシック-」
と合わせて聴くと、古川さんのジャンルにとらわれない
幅の広さを実感することができます。
一曲が、両開きで完結していない。 隙間が多い。 弾いている最中に、ページを捲ってられるかぁ!
震災のあと、どれだけの歌が生まれただろう。このイツクシミという曲もその中のひとつ。でもこの曲のもつ優しさ、強さは特別な響きがある。上間綾乃という素晴らしい歌い手の広いやさしさも、この曲に大きな心を与えてる。もっともっと知られて歌われる素晴らしい曲だと思う。
実はアニメの方は全く知りませんでした。
2006年の6月に、初めて古川さんのコンサートに行って、
生のチェロの音を体感して以来、学生時代から細々と続けていた
チェロを本格的にやろう!と思い、レッスンに通い始めたほど。
話がそれましたが、それ以来、古川さんのファンになってしまい、
コンサートに行き、CDを買いあさり、していました。
そして、最近になってようやく、このCDを聴くことができました。
古川さんが、「特に思い入れが強い」というだけあって、
1つの1つの音を大切に、ありったけの思いを込めて奏でているのが
こちらにも伝わる演奏です。
ファンとして、かつチェロを弾く者として、特典DVDに収録されている
「無伴奏第5番 第1組曲プレリュード」は、感動のあまり何度も観て、
目が離せませんでした。
≪1≫「オペラ座の怪人」はファントム役のジェラルド・バトラーのパワフルで情熱的な声とクリスティーヌ役のエミー・ロッサムの繊細で美しい高音の調べが印象的な切ない曲。≪4≫葉加瀬太郎「サンシャイン・シャワー」はバイオリンの力強いメロディーが美しい情熱的な曲。≪11≫NAOTO「Sanctuary」は家族の温かい団欒をイメージした聴いていて心安らぐ癒しの一曲。≪12≫ジェイク・シマブクロ「with U Always」はジェイクのウクレレとギターが融合した一曲。
≪5≫小松亮太「夢幻鉄道」はアコーディオンのメロディーが心地いい癒しの一曲。≪16≫松下奈緒「恋に落ちたら image Vergion」は奈緒ちゃんの弾くクラシックピアノがいい味出しています。全体的に今回のイマージュはバラエティーにとんだ一枚だと思います。
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