癒されます。 読んでいるとほっこりできて、読後に「あー楽しかった!」ではなく、「あ、なんか幸せ」という気分にさせてくれるとりぱんが大好きです。
恐らく日常系、とされるジャンルなのでしょうが(……多分きっと)、「エナガさんが転んだ」の出来る日常というのは、私にとっては十分非日常(笑)。 羨ましいことこの上ありません。
いつか、お金と時間が出来たら岩手に行ってみたい。 震災後、ちっぽけな自分には、精々少しばかりの寄付をすることしか出来ていません。 行ったところで、何が出来るわけでもありません。
ただきっと、そこには今も、特別ではないけれど素敵な何かが必ずある。 とりぱんを読む度、そんな風に思います。
初めて、購入しました。 本の状態は良いの評価でしたが、思った以上に良く とても満足しています。
「コミックいわて」を読了。東北6県で仕事をする人間は、必読の書です。岩手県在住や出身者の漫画家が岩手について書いたオムニバス。岩手県知事責任編集の帯。自治体が絡んだこのような企画は「面白くない」「ダサい」「レベルに達していない」等々感じてしまうが、本作は違った。郷土愛に裏打ちされた高品質な作品ばかりである。岩手県に対する愛を感じるのである。
へんな町おこしで無駄な税金使うよりも、本作がよっぽど優れている。全ての都道府県で同企画を行えばかなり、有効な観光宣伝・地域活性化になると思うのは、独りよがりであろうか。
とりのなんこさんの世界観に引き込まれ、
自分の周りの小さな出来事にも気づけるようになり、
身近な野鳥の存在に改めて気付き、小さな幸せが味わえて楽しい本です。
癒されたいときに読みたくなる本です。
鳥ネタでどこまで持つのか、という不安を読み手に感じさせながらも
ずっと続いてほしいと思う、読後感が不思議な漫画です。
地震の話もリアルでこの先生にしか書けないものです。
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