生地の良さが引き立つ、美しい写真ばかりで眼福です。モデルの方々も美しい。ただし、同じ着こなしをするのは、普段洋装でもいわゆるブランドといわれる高価な服を着こなす財力と、着ていることが違和感を感じない社会(ごく普通の職場に、毎日超高級ブランドのスーツを着てくる人がいたら、ちょっと変)に生きていることが条件なような気がします。後は、これだけシンプルな着物となると、やはり素材のよさだけではなく、顔の良さ(!)も必要かもしれません。着物は自分の思っているよりひとつ派手めに、くらいに思っておかないと貧相に見えてしまいかねないので、顔で華を添えられない人(私も)は、もう少し派手な帯を持ってきた方が良いかもと思いました。
戸田恵梨香はちょっと知っていた程度でしたが、「野ブタをプロデュース。」での、学園のマドンナ役に魅了されました。健康的なかわいさを持ちながら、ちょっと薄幸の女の子、といった役柄が、ピッタリという感じです。本作でも、ちょっとうまくいっていない少女を演じて、非常に好感です。登場人物はほとんど彼女一人なので、よりいっそう彼女のしぐさを堪能できると思います。彼女は、一見その辺にいそうな「普通の女の子」ですが、ふとした時に見せる目つきやしぐさが、非常に特徴的で、見るものの心を奪ってしまう感じです。こういう感じの空気感を出せる人は、若い人だけでなく、女優全体を見ても、ほとんど居ないんではないかと思います。今後非常に期待できる存在です。また、メイキングが、彼女の魅力が満開で、とても良いです。監督がまた、彼女にメロメロ(笑)ですが、この作品の作り方について、とても良く考えており、感心させられます。ショートムービーだからと、手を抜くことなどこれっぽっちもありません。当たり前かもしれませんが、なかなかそういう姿勢が他作にはないので、貴重な作品です。
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