食べれば不老長寿になるという言い伝えの“人魚の肉”。しかし実際にそうなれるのは何十年か何百年に1人で、大抵は身体が激しい変化についていけず化け物になるか、死んでしまうかの恐ろしい猛毒。これを悪用してしまう人間のエゴの悲しさを描いたホラーアニメ。
7話「舍利姫」 1度死んでしゃれこうべになったのに蘇らされた少女なつめ。イッちゃってる老父の顏が怖い…。
8話・9話の「最後の顏」 子供は成長して親離れしていくのが正常ですが、子供を縛り付けようとする母親の怖さを描いた話。ずしりと重いホラーです。楳図かずお先生の世界に似てるように個人的に思いました。こんな溺愛ぶりは身の毛がよだちます。老婆が2巻の佐和と同じに見えてしまうのが難点でしょうか…。
どちらも親のエゴゆえの悲劇ですね。
人魚の森の方は暗い話ながら、良作です。 高橋留美子劇場の方は、短編なうえ原作読んでいると先の展開が解ってしまっているのでお察しください。
OVA版も所有していますが、「人魚の森」「人魚の傷」こっちはDVD化されないのかな。
このテレビ放送版は、原作に忠実ですが、何分テレビ放送のため残酷描写や出血等が極力抑えられ ています。というわけで、そんな制限のないOVA版の方が迫力はありましたね。
今なら深夜枠で放送できそうですが、当時は仕方無かったのでしょう。
ただ、最終巻は、4話収録でテレビ未放映の12話「人魚の傷(前編)」、最終話「人魚の傷(後編)」 が暴力&残酷描写全開で収録されています。やっぱり、制作者も悩んだんですね。これは今なら R−15でしょうね。
これはセル版のみの収録で、レンタルDVDにも収録されていません。
先にレビューされている方は、全11話て言ってましたから、このボックス購入してないんですね。
正式には全13話までありますよ。
僕は原作を読んでいてどーいう内容なのかは大体知っているのです、本編の方は中学生は御覧になれないこと(?)になっているほど残虐な感じです。 高橋留美子の作品の中ではグロく残虐な作品だと思います。 よって、気の弱い人とかにはお勧めできません。しかし、良作なのは確かです。
食べれば不老長寿になるという言い伝えの“人魚の肉”。しかし実際にそうなれるのは何十年か何百年に1人で、大抵は身体が激しい変化についていけず化け物になるか、死んでしまうかの恐ろしい猛毒。不老長寿を夢見る人間のエゴを描いたホラーアニメ。
シリーズのタイトルにもなってる4話・5話「人魚の森」(前・後)。全体的に救いようのない話ばかりの「人魚」シリーズですが、この4話・5話だけは原作も大好きで何回も読み返しました。 双子姉妹の妹の身勝手な恐ろしい企み。生き地獄に落とされた姉の復讐。作画一部分気になるところがありましたが、ストーリーも原作にほぼ忠実、声優の演技等は文句なし、特に登和役の島本須美さんの演技に引き込まれました。完全に主役の二人を食ってます。
6話もまた悲痛な話。 OPの「Like an angel」もいい歌です。長い間欲しかったDVD、もう無いかと思ってましたが、Amazonのサイトで手頃な値段で購入できました。感謝。
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