個人的には「バッハ100」をリリースしてほしかったのですが、、、まぁ音楽史に燦然と輝く黄金時代、バロックの音楽は親しみやすく、聞きやすいと思います。演奏も綺麗で聞きやすく、王道といった感じでしょうか。J.S.バッハのカンタータ147番がギターでアレンジされていて、これまた新鮮で素晴らしく仕上がっていると思います。他にもヘンデルやヴィヴァルディ等著名な作曲家の有名な曲ばかりなので、あまりクラシックに縁がない方でも楽しめるでしょうし、癒されるでしょう!
好きな曲ばかりですし、2枚組でこのお値段は安い!!・・・と、
「フランス近代音楽のエスプリ」シリーズを3枚求めたのですが、
音質がこもっていてすっきりしません。
私のミニコンポと相性が悪いのかもしれませんけれど、どれも録音が古いようです。
これは〈1963年パリ・リバン聖母教会〉録音と書いてあります。
このシリーズは古いもので1959年録音盤もあり、それはそれで貴重なのでしょうが、
すっきりした音質にこだわるのでしたら、新しいものをお勧めします。
フランスの老舗 エラート・レーベルの名盤から20タイトルの選りすぐりで、
ジャケットデザインは全て印象派の名画。並べて飾りたくなる美しさです。
リュリから5曲、ダカンから3曲(つばめ、かっこうを含む)クープランから20曲、ラモーから15曲収録されていて、有名曲はほぼ網羅されていますので、フランスバロックを勉強しようと思う初心者から上級者まで使えます。(ちなみに収録されている4人ともフランスの作曲家です)
問題の装飾音ですが、DOVER社から出ているクープラン2冊、ラモー1冊の本と比べると格段に丁寧に表記されているのがよく分かります。細かい音符で具体的にどう弾けばいいのか書いてありますので譜読みしやすいです。(もっともDOVER社から出ている本は全曲網羅しているのでそれはそれで価値がありますが)注釈も多数ついていますので、安心です。
クープランでは有名曲をほぼ網羅(ティクトクショック、修道女モニク、蝶々、シテール島の鐘、葦、百合の花開く、神秘的なバリケード、恋のうぐいす) ラモーでも有名曲をほぼ網羅(やさしい訴え、タンブーラン、ソローニュのお人好し、独眼巨人、めんどり、ガヴォットの主題と6つの変奏、エジプトの女)しているので有用です。
欲を言えば、クープランでもっとも長い曲といわれている「ドミノ(主題と変奏)」と、リュリ「ロンド風ガボット」が収録されていない事くらいです(後者はシフラのバロック曲集CDに収められている曲で、音楽の友社のバロック曲集には収録されています)
この本一冊持っていれば、だいたい用件は足りると思います。もし、もっとクープランやラモーを勉強したい人はDOVER社の楽譜を買いましょう(全曲収録されてます)
ラベルから直々にレッスンを受けたペルルミュテールのコメント満載の
エディション。その意味では現状でもっともリサーチされたと思われる
春秋社の版と双璧をなす版。
でも意外に凄いことが書かれているわけではない。実は幾つかの場合を
除いて極めて普通のコメントが書かれている。まあプロの演奏家にとっ
てはその幾つかのコメントが重要になるのだということはわかる。
レイアウトとかは全体的にすっきりしていて見やすい。コメントがある
割にはうるさくならない感じで使いやすい楽譜。
|