“Only You”のアコギバージョンにハマっています。
その他の曲も弾いていて気持ちのいいコード進行、リズムがいくつも出てきます。
植村花菜さんの曲はどこか懐かしさがあり、でも古臭くない。
楽譜を通して彼女のファンになりました。
続編が出ることを期待して星4つです。
随分昔に購入したが、ボーナストラックが気になり、再購入した、しかしMy Favorite Thingsのシングルバージョンは再録でなく、1曲目をカットしただけのもので正直がっかりした、しかし、アルバム全体を通し音質は最高で、新たな感動を覚えた、これだけでも再購入した甲斐があったというもの、ほかのアルバムも購入したくなってきた
名盤"Selflessness"で既に発表された1963年7月7日ニューポートライブでの2曲が"I Want To Talk About You","My Favorite Things"だ。本盤でのニューバージョンは、よりぐっと身近に感じられるようになった。リミックスされて音質が向上したためか、まるでニューポートの港から心地良い風が吹いてくるこのように親しみ易い。楽器の輪郭の明確度が増し(特にヘインズのドラムスとマッコイのピアノ)、分離度も良くなった。トレーンのテナーには艶が増し、ギャリソンのベースは、より苦みばしる。少し大袈裟かも知れないが、コンサート会場の最前列にいるかのようだ。新たに付け加えられたメンバー紹介のMCも臨場感を盛り上げる。この日のトレーンはオルガニストJimmy Smithのグループが聴衆を煽り捲った後に登場したらしい。聴衆の火照りを冷ます一服の清涼剤が、"I Want To..."だった訳である。この日最後の3曲目"Impressions"は23分に及ぶ大作だが、トレーンのソプラノソロ、マッコイのピアノソロ、ギャリソンのベースソロ(不完全らしい)、トレーンのテナーソロと続き全く飽きさせられない。特に今まではカットされていたトレーンの出だしソプラノが鮮烈だ。音質の良さのためか初めて聴くかのように新鮮に聞こえる三曲だった。
さて、2年後の65年7月25日のステージではElvin Jonesがカムバックして、クラシックカルテットに戻っている。しかしグループの演奏内容は多きく変化した。フリージャズに傾倒していくコルトレーンが捉えられている。それにしても信じられないほどの濃密な演奏だ。リミックスの素晴らしさのためだけでないだろうが、カルテット4人のインタープレイの一体感が一段と増している。トレーンののめり込み方も半端じゃない。血反吐をはくかのような勢いでフリーキーなテナーを吹き倒す。2年前の爽やかなライブとコントラストをつけるようにひたすら暑苦しく過激。そして最後を飾る2度目の"My Favorite Things"は比較的あっさりとプレイされる。だが、トレーンのソプラノには神を求めているかのような精神性が加わっている。この日は一日中雨だったらしいが、モンクやガレスピーから成るグループの後にトレーンが登場したときは空は晴れ渡ったらしい。
いやはやそれにしても凄いライブアルバムがリリースされたものだ。75分間全く飽きることがなかった。
収録曲は、映画版のみの「I Have Confidence In Me」「Something Good」も入って、11曲です。
・The Sound Of Music/サウンド・オブ・ミュージック
・Maria/マリア
・My Favorite Things/私のお気に入り
・I Have Confidence In Me/自信を持って
・Do-Re-Mi/ドレミの歌
・Sixteen Going On Seventeen/もうすぐ17才
・The Lonely Goatherd/ひとりぼっちの羊飼い
・So Long,Farewell/さようなら、ごきげんよう
・Clime Ev'ry Mountain/すべての山に登れ
・Something Good/何かよいこと
・Edelweiss/エーデルワイス
お値段の割りに多く入っており、お得な感じです。
ただ、音階が映画版と大分違うのが残念。「The Sound Of Music」はジュリー・アンドリュースの歌っていたものと同じ音階なので嬉しいですが。
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