永久保存版に、ふさわしい、CD付き、フォトブック。 山木さんの顔のアップがカラー写真・・・写真集。 道産子との対談集。 そして、10曲入りのCD。すべて、楽譜とコメント付き。 目を閉じると、そこで、ギターとハーモニカで、歌ってくれているような。 歌詞に、札幌、小樽、新巻鮭、ニシン御殿、洞爺湖、噴火湾・・・と北海道民に親しみのある地名や名称。情緒性のある、山木さんの歌は心温まります。 『ステーションホテル』は、ちょっと他の曲とは、テーマが違いますが、山木さんらしい歌に仕上がっていますよ。純粋な不倫の歌?
70~80年代、叙情的なメロディーと歌詞の名作を数多く残した北海道出身のフォークデュオふきのとう。「春雷」「白い冬」「風来坊」など数多くのヒット曲があるが、そのメロディーメーカーである山木康世さんが、ソロになってから設立した山木倶楽部の会報に記したエッセーをまとめた一冊。ふきのとう時代の名曲のエピソードや、最近の話題、ギターリストでもある山木さんのギターコレクションなどなど、読み応えたっぷりの内容になっている。ふきのとう、山木さんファンのみならず、フォークファン必読の永久保存版。手元に置いておきたい本だ。
ふきのとうのファン方、山木康世さん、細坪基佳さんのファンの方はもちろんのこと、フォークソングが好きな人、これからギターを始める人にもおすすめの一冊。わたしはこれでギターの腕を磨きました。今となっては入手困難なアルバムもありますが、ふきのとうの歌はぼくらの心の中にいつまでも鮮やかに輝いているんです。知らない人には聴いてほしい、知ってる人には弾いてほしい。こんな今の日本にこそふきのとうの歌は受け入れられるはずですから。
今は40歳の私ですが、このアルバムを聞くと当時のことが思い出としてよみがえってきます。「やさしさとして想い出として」は聞いたことのない若い人たちにも是非聞いてほしい曲です。透明感のある歌声は最高です。
山木さんのこのアルバム、さすがです。 決して流行の先端を行っている訳でも、目立つ訳でもないのですが、 このアルバムを聞いていると、本当に良い音楽に巡り合えて良かったと思います。心の荒んだ時、疲れた時にこのアルバムに助けてもらっています。是非、聞いてみて下さい。優しい気持ちになれます・・・ 弾き語り風の、ふきのとう時代の「春雷」「やさしさとして想い出として」も良いですが、「水の流れは静かに~K」「冬のワルツ」 「お祭り」「木蓮の花」等々、心が和みます。
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