がんばっていきまっしょい コレクターズ・エディション [DVD]
最近放映されたドラマがスパニッシュ系だったとすれば、このいかにも映画らしいこの作品は和食系と言えるでしょうか。熱過ぎず、冷た過ぎず程よい温もりに包まれているかのようです。カメラは主人公悦子たち五人を艇庫や湖のようなまなざしで、見守り続けてゆきます。青春という季節は、そのただなかにいる時は必ずしも青く澄んでは見えませんよね。離れて見てみると青いのですが。彼女たちが上達していって、赤いブレードが揃って波間にきらめく様子が見られる頃には、この子たちがいとおしく思えてなりません。映画を観てから原作を読んで、再び映画を見直してみることをお勧めします。背景や設定の違いがわかって楽しめます。ブタ神様や猫やとんびも画面のどこかに映ってますから探してみてね。この映画は幸福な映画だといえるでしょう。地元公開後全国一斉公開という規模でなかったにも関わらず、公開開始後40週近く日本国内のどこかで上映され続けたのです。HPは5年間も継続されました。今回の特典を見て「ロケ地めぐりもええなぁ」と思ったら、がんばって行きまっしょい!愛媛はええとこでしたよ、しょい! がんばっていきまっしょい コレクターズ・エディション [DVD] 関連情報
誰にでもあっただろうあの希望があって、不安があって、夢があった青春時代を思い起こさせます。今の生活に疲れて夢を忘れてしまった人ぜひどうぞ。 がんばっていきまっしょい [DVD] 関連情報
99年にTBS系列で放送されたホラー・サスペンスドラマの第一弾。比較的軽めのタッチで、ホラーが苦手な人でもそれほど気にすることなく見ることができると思います。ハチミツのシーンはそこそこ気持ち悪い雰囲気でしたが(笑)。内山理名の初主演作で、初々しい演技が堪能できます。プリクラや登場人物が使っている携帯電話を見ると、当然といえば当然ですがさすがに時代を感じますね。その辺りを懐かしみながら鑑賞するのも面白いかもしれません。 コワイ童話「シンデレラ」 [VHS] 関連情報
この映画を見た後で大島弓子の原作を読んだ人も結構いたんじゃないかと思う。実は私がそうでした。 映画のストーリーは原作とほとんど同じだけれど、主人公の好きな人が佐分利君じゃなくて義理の弟になっていたり、自分を十三歳だと思っていたクレープ屋のおじさんが登場したりしていたりするけれど、なかなか面白く出来上がっている。手の加え方がやたらと巧い! ちなみに、映画の物語の中の季節は夏だったのだけれど、原作での季節は冬でした。 原作の方では、なりす目線で物語が語られている事が多かったけれど、この映画ではなりすと日暮里老人の両方の目線を同じ分等で楽しめるようになっている。その点の他にも、原作より映画の方が優れていたと思う点が幾つかあった。 犬童一心監督が表現しようとした、二人の「純愛」の形が切なくて悲しくて優しく泣けた。映像も、主演の二人の演技も、とても良かった。 もう戻れない世界に残された、優しい夢。 そんなほろ苦さが心地良い作品です。 金髪の草原 [DVD] 関連情報
これを購入しました。「夕立をふらせたおじいさん」という話を篠田拓馬・笠原織人と共に朗読しています。5分くらいの長さで、てんかりんは前半のナレーターと後半、少ししか出番はありませんがおばあさんの声を演じている模様。これでもかってくらい大人しめに喋ってる印象を受けました。あんまりハイテンションでも不自然ですから当然なんですけどね。 日本昔ばなし~フェアリー・ストーリーズ~第8巻 関連情報