日活100周年邦画クラシックス GREATシリーズ 反逆のメロディー HDリマスター版 [DVD]
澤田監督の映画はいくつか見たけど駄目人間が出てきうだうだやってるモラトリアムアウトローと言えるような独特のもっちゃり感が魅力なんですねいつも「この話にこんなタイトルはないだろう…」と思うそこもまた魅力なんですね。ところでこの映画では蛾次郎が暴走してますバイクでダイナマイト投げつけで特攻する場面が素晴らしく映画の内容は忘れても蛾次郎の暴走シーンだけは忘れられませんベスト・オブ・ガジロー映画です。そして安いです。 日活100周年邦画クラシックス GREATシリーズ 反逆のメロディー HDリマスター版 [DVD] 関連情報
鬼平犯科帳DVDコレクション 4号 (明神の次郎吉、さむらい松五郎) [分冊百科] (DVD付)
第7話明神の次郎吉(メインゲスト:ガッツ石松)次郎吉は江戸での勤めのための道中で、偶然立ち会った忌の際の僧から刀を託される。届け先は平蔵の剣友左馬之介であった。その行為を意気に感じた左馬之介は、五鉄で次郎吉をもてなす。その帰りを以前一緒に勤めしたことのあるおまさが見つけ、平蔵に次郎吉は盗人でもあるが善行もするとの注進をする、左馬之介からも良いヤツだとの話を聞き、火付盗賊改めには知らせず、平蔵と密偵だけで、動き出す・・・。 第8話さむらい松五郎(メインゲスト:坂東三津五郎)火盗の山口平吉は、目黒不動参拝の帰りに突然、盗人の松五郎と間違えた男峰蔵から声をかけられる。松五郎になりすまして話を聞くと、7日後ろくろ首の藤七一味が急ぎ働きをするという。平蔵に報告後、一味を一網打尽にすべく、しばらく松五郎になりすまし、峰蔵から情報を聞き出そうとするが、血を見る犯行に辟易した峰蔵は、松五郎に紛した平吉に、手下に加えてほしいと嘆願される・・・・ 私が青春期に倉本作品等に重要な役で使われるガッツ石松を嘲笑して“ガッツさん仕事選ぶから・・・”といっていましたが、本当に個性派俳優になられて・・・どう見ても狸顔には見えませんが・・・ 7話では2話でも登場のあくまでロマンを求める左馬之介(江守徹)。8話では、小物の錠前はずし峰蔵(赤塚真人)。2人が、話に厚みをあたえている、両話とも、凶悪な急ぎ働きとは、違う盗人の掟を守る派の話。関係ないけど、香川照之も新人時代は脇でがんばっていたんですネ・・・。マガジンは・料理屋「五鉄」の図説・江戸地図 目黒・長谷川平蔵のドラマ衣装・小伝馬町の牢獄とその制度・絶倫将軍 徳川家斉・池波正太郎の株屋時代 鬼平犯科帳DVDコレクション 4号 (明神の次郎吉、さむらい松五郎) [分冊百科] (DVD付) 関連情報
この映画でのゴキブリとは、ヤクザさんを指すことばで、彼らの退治をする刑事という意味ですね。とても古い映画で、自動車アクション、拳銃撃ちまくり、暴力的な発言、暴力行為などテレビでは、再現できない、映画ならではの表現を大切にした作品です。やはり、主演の渡哲也さんの睨みと笑顔という2面の表情には感動します。冷酷な冷たい刑事(デカ)なのかと思うと、堅気(かたぎ)のひとには本当にやさしく、礼儀正しいひとなんですね。鳴神さんは白いグロリア(縦目のヘッドライト)がお好きなんですかね?続編(ザ・ゴキブリ)の映画でも彼の足クルマとして登場します!他にもクラウンやセドリックなどが多数出てきますが、これらは当時の代表的な高級車であり、実際にパトカーにも採用されていた車種でしたから、リアルさも追求した映画だったのでしょう。この映画の制作後に、ハードボイルドの刑事物としては、映画ダーティハリーシリーズが公開されるわけですから、製作に携わった方々の当時のセンスや意気込みに感心します。そして、大都会や西部警察、太陽にほえろ、など、その後、大ヒットした刑事ドラマに強く影響を与えた作品と言っても過言ではないでしょう。ところで、テレビと映画が大きく異なるのが、照明とレンズを上手く使い、芸術的な独特な雰囲気で役者さんが映しだされているシーンがいくつもあり、映画の映像にしばしばハッとさせられました。さて、この映画には、監督と、この映画に主演した、刈谷俊介さんらのこの映画への想いが副音声で聞けるよう設定もできます。シーンに併せて、撮影エピソードなどを聞きながら観る。これは意外と面白く、この映画を2倍楽しめると思う。時代的に内容に過剰な表現もあり、視聴には気を遣う必要がありますが、大変オススメしたい映画です。 ゴキブリ刑事 [東宝DVDシネマファンクラブ] 関連情報