女の嫌な部分とか、小池田先生が嫌悪している部分なのかはわかりませんが、そういった描写がとてもリアルで「分かる!」と思ってしまいました。それにしても料理の描写は相変わらず美味しそうで、最近のお料理漫画ブームで沢山の漫画が出ていますけど、本気で食べたいって思うのはやっぱり小池田先生の漫画が多いです。そらまめとか冷たいチーズフォンデュとか、本当に美味しそう カラスと書き物机はなぜ似てる? (ジュールコミックス) 関連情報
今回は不倫してるくせに考え方が四角四面の杓子定規な、しかも色々と勘違いしている、けれどもノータリン系ではないし、裏返せば正義漢で真面目でもあるので憎めないそんな若いおじょーさん後輩家政婦さんを豪快に指導する里さんと壮大かつ詳細な、砂漠の国の王子様との恋物語。……という妄想の中に生きている田舎の認知症姑、及びその嫁、そのダンナ。という一家に入り、入り組んでドロドロ化していたその一家を、ご近所ごと爽やかに解体して行く里さんが見られます。相変わらず気遣いは繊細でありつつ行動は颯爽。タイトル通り颯爽とした里さんはカッコいい。作中ではブスででっかいけどモテる人。として描かれている里さんですが、こういう人が本当にいたら、そりゃーモテるでしょう。色々ほれぼれしますもの。とりあえず本作も、期待を裏切られずに楽しめました。読み終わっちゃうのが寂しかったほどです。 颯爽な家政婦さん (ジュールコミックス) 関連情報
人間劇と料理と家事の豆知識が同時に楽しめるほっこり漫画。きれいごとばかりでもなくそこがまたいい。すでに次巻が楽しみでならないです。「家がきれいってなんていいの…」本当にね…。里さんみたいな家政婦さん、ぜひ頼んでみたい。きれいな家と、おいしいごはんでゆっくりとした時間を過ごしたいな。 颯爽な家政婦さん (ジュールコミックス) 関連情報