私を月まで連れてって!―完全版 (1) (JETS COMICS (4241))
もう20年以上昔の作品なのにあまり古臭さを感じないのは、お話が、人間とは、恋とは という普遍的な部分がテーマだからなんだろうなぁとシミジミ。天才的NASAの宇宙飛行士ダンと11才のおしゃまなエスパーニナの年の差カップルを中心とした恋物語なのだか、タイムスリップやロボット、宇宙人といろいろSFを絡め、二人のワキをかためる脇役も変わった人間ばかり。このお話を読んでいると科学が進んでもやっぱり人間というのはあまり変わらないのかも。 私を月まで連れてって!―完全版 (1) (JETS COMICS (4241)) 関連情報
ラジオで流れていた曲のアレンジが気に入って購入したが大正解だった。 ドリス・デイ BEST OF BEST FX-161A 関連情報
私を月まで連れてって! 全6巻 完結セット (FLビッグコミックス) [マーケットプレイスセット]
竹宮先生の作品は若いときからずっと親しんできました。20年前は大好きだったけど、今読むと変に斜めに物を見るようになった自分には感動できなくなってしまった作品もあるのですが、この作品は昔も今も好きで、竹宮先生の作品の中で一番好き。連作短編形式、なんでしょうか。私にとってダンとニナの関係は理想、かも。でも自分はお八重さんみたいになりたい、、、といった作中人物への入れ込みや、この短編が好き、というのもあるけど、各作品SF、ファンタジー系の作品のパロディ?オマージュ?てんこ盛りで、SFファンにも十分愉しめる作品だと思います。絵も油の乗った頃の絵でよいです。そもそもダンとニナのタイムパラドクス的な出会いは某有名なSF短編のアイディア、最近フレドリックブラウンの「狂った星座」を読んで、あ、この作品が竹宮先生のあの作品のあのシーンの元なのね、とか。竹宮先生のファンにもおすすめだけど、SFファンにもおすすめ。こういうキュートでほんわかした作品、なかなかないと思います。 私を月まで連れてって! 全6巻 完結セット (FLビッグコミックス) [マーケットプレイスセット] 関連情報
私を月まで連れてって! (文庫版) 全4巻完結セット【コミックセット】
オヤエさんのキャラが好き。バラエティー豊かで面白い作品です。今はなかなかこういった何でもありの幅広いジャンルで描かれる名作はないと思います。竹宮さんは本当に博識な漫画家であると分かります。小学生で初めて彼女の作品を知ったのですが、本当に色々な引き出しを持っていて、それが読者を飽きさせないんですね。お話にあるFly me to the moonの曲を聴きながら読むとイメージ湧きます。CDも買いました。 私を月まで連れてって! (文庫版) 全4巻完結セット【コミックセット】 関連情報