Zi÷Kill DESERT TOWN TOUR 1991 [VHS]
ヴォーカルTUSKの喉の調子が良かった頃ですね。全体的に疾走感のある作品です。そしてLOSTは日本語バージョンです。七色ヴォイス全開(特にROUND AND FATE)。アドリブ炸裂。TUSK節絶好調。TUSKダンスも魅力的。ただ、G,B,Drの個人個人を追った映像が少なめなのが、人によっては不満かも知れません。因みにこの時のDrはTETSUさんです。しかしながら自分のようなTUSK信者には堪らない作品です。 Zi÷Kill DESERT TOWN TOUR 1991 [VHS] 関連情報
1994/1/11日本武道館でのステージを収めた内容である。このステージが行われた2ヶ月後に解散を発表する事となるだけあって、先入観からそう見えるのかもしれなく、異論もあるであろうが、何がしかの虚無感が漂う。否、この日風邪で体調を崩していたというメンバーの様子がそう見させるのかもしれない。ただ、2時間強というステージの中で、「何か」をぶつけるかの様、あるいは「何か」を悟ったかの様、息切れを見せる程、全身全霊で訴えかけられた感がした。いつものZi:Killのステージとは違う空気だ。恐らくこのステージの時期には、メンバーそれぞれ次の展望に向かって様々な思いもあったであろう。インディーズから裸一貫で実力のもと短期間で駆け上がり、技術的に円熟期にもかかわらず解散を決めた彼ら。実質このバンドの顔であるヴォーカルTUSKの鬼気迫る表情から何らかの…思わず想像を巡らせてしまう。ともあれ、Zi:Killが好きであれば観て損はない充実した内容である。自分は、92年頃からの音楽性の変化に対応できなく、このビデオ発売当時、Zi:Killから離れていた者ではあるが、今現在、改めて類い稀なサウンドに再度魅了されているさ中だ。 Live ROCKET [VHS] 関連情報
うっかりしていた。こんな名盤のレビュー書き忘れてるなんて!曲数はは少なく音も悪い。けど、1万円出しても買う価値有りの一枚です。パンクとハードコアの中間色。軟弱さは皆無です。ビジュアル語るなら聴きましょう! 真世界~REAL OF THE WORLD 関連情報
1994/1/11日本武道館でのステージを収めた内容である。このステージが行われた2ヶ月後に解散を発表する事となるだけあって、先入観からそう見えるのかもしれなく、異論もあるであろうが、何がしかの虚無感が漂う。否、この日風邪で体調を崩していたというメンバーの様子がそう見させるのかもしれない。ただ、2時間強というステージの中で、「何か」をぶつけるかの様、あるいは「何か」を悟ったかの様、息切れを見せる程、全身全霊で訴えかけられた感がした。いつものZi:Killのステージとは違う空気だ。恐らくこのステージの時期には、メンバーそれぞれ次の展望に向かって様々な思いもあったであろう。インディーズから裸一貫で実力のもと短期間で駆け上がり、技術的に円熟期にもかかわらず解散を決めた彼ら。実質このバンドの顔であるヴォーカルTUSKの鬼気迫る表情から何らかの…思わず想像を巡らせてしまう。ともあれ、Zi:Killが好きであれば観て損はない充実した内容である。自分は、92年頃からの音楽性の変化に対応できなく、このビデオ発売当時、Zi:Killから離れていた者ではあるが、今現在、改めて類い稀なサウンドに再度魅了されているさ中だ。 関連情報
オープニングの映像からして、本作が凝ったつくりであることを予感させた。1曲目「For me」 ヴォーカルTUSKは珍しくマラカスを振っている。そして全員の衣装は、こちらも見慣れないグラム・ロック調でありステージングはというとZi:Killの事を知ってるのかも不明な風貌の、エキストラ風若い女性数十人を観客に見立てたもの。どこか不自然で違和感があるが面白い。2曲目「あえげ!メス豚」 曲名にたがわない世界観をみせてくれた。濡れ場があるわけではないが(あっても困るが・笑)、それが却ってエロティック。それにしても、メンバー渾身の演技は賞賛に値する。(TUSKはX JAPANのHIDEと共演した演技の経験からかとても堂に入っている)3曲目「PERPLE PURPLE」 またもや見慣れない、スラッシュ・パンク風(?)の衣装。ギターKENに至ってはハーフパンツ。曲が曲だけにハジけ方は格別。4曲目「FLY」 色味を抑えた映像でありながらも、照明効果でメンバーの動きを引き立たせており、曲に広がりを見せた映像。5曲目「I LOVE YOU」 船内での撮影。歌詞中の「そうだあの船で旅に出かけよう」に副ってか。「Bad Man」(「VIDEO ROCKET LONDON SIDE」収録)のPV(バス編)とは対極に、「進む乗り物」でありながら、TUSKはバラード曲らしくしっとりと男の色気を醸しつつ唄い上げ、またそのヴォーカルを引き立たせるがごとく他メンバーは楽団に徹しているかのよう。そして視線を落とすTUSKの表情には、詩人の横顔さえ見える。海外というロケーションを活かした「VIDEO ROCKET LONDON SIDE」と比べ本作は映像処理、構成にこだわったつくりに感じた。本人の意図からなのかスタッフ指示なのかは不明だが、フロントマンTUSKの存在を決して邪魔することなく、むしろ引き立てつつ粋なパフォーマンスを行うKENの、ミュージシャンでありながら表現者たる動作も見逃せない。彼はきっての芸術家肌であることを見せつけられる。(事実、バンド内でのプロデュース能力は有名だ)無論、ここにはベースSEIICHIとドラムスEBYの確実着実なリズム隊プレイがあってのことだが。Zi:Killを好きで堪らない方は、見て損はないと言えよう。 Video ROCKET TOKYO SIDE [VHS] 関連情報