最後まで見て感じたのは、一昨年、世論を風靡した高校野球の「特待生騒動」だけど、高野連上層部の考えとしては、この映画的な風土を現代のそして未来の高校野球界にも残したいとの意図があるのではないかということかな(この映画は今でいうところの大学野球だけど)。魔女狩りみたいな特待生ないし留学生問題の提起の仕方に対して自分は大反対の立場にあるわけだけど、この映画で描かれているような「空気」が好き、というか心地よくて高校野球の球場に足を運んでいるわけだったりする。「本音と建前」との使い分けがニッチもサッチも行かなくなっているのが今の高野連ないし高校野球というものの現状で、それは毎年夏、春、と楽しんでいるファン、そして日本全体の空気も同様なのかもしれない。 北辰斜にさすところ [DVD] 関連情報
北辰斜め
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