比古地朔弥 商品

比古地朔弥 彼岸の人 太田MANGA SINGLES

 (少し内容に触れています) 食欲不振に悩まされながら、自ら逮捕した連続殺人容疑者「寒川」を取り調べる刑事。 平静で穏やかな外観の寒川は、聴収中、少年時代の告白を始める…。 本質的には人間に肯定的で、奔放な野生児や禁断の性等冒険的なテーマに真摯に向かう印象が強い比古地氏。 当時、既に『多重人格探偵サイコ」等が本誌に掲載済みだったとはいえ、少年誌に掲載されていたのが信じられない内容と描写です。 但し、凄惨な殺人場面と人の心の闇を描いても、しっかりとしたテーマを持って描く比古地氏らしく、実は生来のサイコパスでは無い、普通の子供時代を持っていたらしい犯人の描写等、短編ながら色々考えさせられるテーマを織り込んでいます。 中流家庭で生まれる殺人犯の萌芽を描いて秀逸。 角川書店2000年「少年エース増刊『サイコエース』掲載38頁に、作中の絵を再構成した表紙と、2005年に描かれた比古地氏のあとがきを付けた物です。 比古地氏のBlogによると2005年に一度同人誌として販売されたとの事。 これが100円で読めるのなら安い買い物でした。 彼岸の人 太田MANGA SINGLES 関連情報

比古地朔弥 日日是好日

日日是好日…にちにちこれこうにち…来る日来る日の毎日が良い日…秩父にはそういう日の訪れる場所がたくさんあります。 秩父を舞台に、環境問題や食の安全、新しいライフスタイルに対して問題提議されている作品で、なかなか読み応えがあり感動ものです♪*゚ 日日是好日 関連情報

比古地朔弥 からみ合う糸―男と女の6つの話 (古川コミックス (4))

「男と女」、高めあったり、足を引っ張り合ったり、求め合ったり。理由はなくとも惹かれ合い、反目する人々をこの漫画家しか描けない、独特の視点とタッチで描いている。この作家は生々しいドラマとシニカルな視点が好きなんだが、ほのぼのした味わいやコメディーもできるのだとわかった1冊だった。 からみ合う糸―男と女の6つの話 (古川コミックス (4)) 関連情報




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