以前、図書館でカセットテープで借りました。とても気に入り、MDに録音したのですが、パソコンでCDに焼きなおしても、音質が悪くなるかなと懸念していました。今回ライブで発売されるとネットで知り、もしやと思い予約したのですが、聴いてみたらカセットと同一の音源で大満足です。vol.3の「勘蔵の死」も最高です。願わくは「昭和の名人シリーズ」続編で、牡丹灯籠「栗橋宿」「関口屋のゆすり」(昭和53年7月12日 東京都市センターホール収録)を発売していただけたら、いうことなしなのですが。 昭和の名人~古典落語名演集 六代目三遊亭圓生 二 関連情報
劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス Blu-ray Standard Edition
サイコパスファンなので買いましたまず説明からOPに入る映像でぞくっとしました サイコパスっぽくて好きですEDも1期の名前のない怪物が流れて最高でした内容はアクションがかなり多めになってますそのアクションもプロに実際に行ってもらい、それをポリゴン化した後にアニメーションするという作り込み方で非常に滑らかでよくできてます銃撃戦においても元自衛隊や元特殊部隊の人に講習を受け、そこで撮影したものを作画の参考にしたようです背景も、カンボジアのアンコールワットでロケをしてかなりリアルにできてますミリタリー系の銃や戦車なども非常によく出来てて総じてかなり丁寧な作り込みだなと思いましたただ残念なのは、英語です。 一応先生がいたようですが、他がよくできてるだけに発音など残念なとこがあります個人的な見所は(ネタバレ含む↓)狡噛vs朱 狡噛と宜野座のタッグ 槙島の登場などなど盛り上がるとこは多いです買ってよかったです(^-^) 劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス Blu-ray Standard Edition 関連情報
圓生百席(55)真景累ヶ淵(しんけいかさねがぶち)~1「宗悦(そうえつ)殺し」~2「深見新五郎」
落語家三遊亭圓生を昭和の名人と呼ぶことに異論のある人はまずなかろう。しかし折り目正しい落語で、落語に笑いのみを求める向きにはあまり支持されない。やはり圓生の本領は滑稽話ではなく人情話に発揮されると思う。 子供のころから寄席で育ったという生まれついての落語家。噺はうまいのになかなか芽が出ず売れなくて食えなかった圓生。一時は噺家を辞めて踊りの師匠にでもなろうかと思い詰めたという。戦後満州から還ってきて、ほろりとさせる落語でようやく人気が出てやっと落語家としてやっていく決心がついたという。 毎夜寄席で素話で綴られる人情話は今でいえば連続TVドラマといったところか。この真景累ヶ淵にしても圓生百席の55〜58。2枚組CD4巻8時間にも及ぶ大作である。もう寄席ではこういう長丁場の人情噺が語られなくなることを圓生は見切っていたのだろう。圓生百席でスタジオ録音を残したのも、文化として落語を後世に残そうとしたからだと思う。圓生はステレオ録音の効果を評価していたらしく、左右どちらのスピーカーからどんな音が出るのか随分こだわったという。録音芸術を理解していた唯一の落語家ではなかったかと思う。スタジオ録音は聴衆のない高座となるため、お客の反応がはっきりわかるライブ録音と異なり、寄席の熱気というようなものはない分醒めた感があるのは否めない。ただこれは滑稽話ではなく怪談なのでむしろ静かな中で演じられる録音の方が迫力がある。 人情話の傑作を数々残した明治の名人三遊亭圓朝の代表作であるこの作品が、ステレオ録音の効果によって今なお臨場感をもって楽しめるのは圓生の功績である。 ただおどろおどろしい怪談かと侮って聴かないと損をする。江戸時代の市井の人々の生活感にあふれていて大変興味深い。現代では医療や福祉の進歩により、生活の不安は江戸時代とはまるで異なる。頼るものの乏しかったであろう江戸時代の庶民が、せちがらい世の中で必死に生きていこうとする息遣いがリアルに伝わってくる。 怖い話を演じているのではなく、人間というもの、古今東西変わることのない人間の本質を描いている。圓朝原作のストーリー展開の巧みさ、テンポの良さは今聴いてもほとんど古さを感じさせない。 圓生の遺してくれた素晴らしい文化は録音で永遠に生き続ける。 ありがとよ圓生さん! 圓生百席(55)真景累ヶ淵(しんけいかさねがぶち)~1「宗悦(そうえつ)殺し」~2「深見新五郎」 関連情報
劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス DVD Standard Edition
劇場版見損ねたので、レンタルと迷いつつ思いきって購入。結末が分からない分不安でしたが、よかった。ベストとは言わないが、ベターな結末だった。買う価値アリ。 劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス DVD Standard Edition 関連情報
この見事なCDにケチを付けるつもありません。でも、以下の感想と希望だけは言わせてください。 ライヴ録音の良さはありますし、横浜にぎわい座における録音もいいのですが、もっとたっぷり語って欲しい。歌丸師匠の理想が各エピソード50分台(第5巻のみ40分台)だったのかもしれませんが、噺の端折り方を聴いていると、何かCD収録のための、エピソード構成のための時間制限がかかったかのようで、もどかしい。もっと聴かせて、という欲が出るような名演であるからなのですが、ちょっともどかしい。例えば、歌舞伎でも落語でも映画『怪談 【通常版】 [DVD]』でも有名な豊志賀の件(くだり)は事実上カットされています。『志ん朝復活-色は匂へと散りぬるを を「真景累ヶ淵-豊志賀の死」』など、豊志賀の件を別のCDで間にはさんで聴きたくなるもどかしさが…。 例えば、お久を殺す場面など、もっと不気味に下座を使ってたっぷり語ることもできるのでしょうが、ものすごくアッサリ。全体のバランスや、その時の雰囲気やノリもあるのでしょうが、スタジオ収録でいいからDVDで完全版というものを作れないものなのでしょうか?ただ、そういうやり方だと、小塚原の件など、コケオドシが無いぶんだけ、ずーん、と引き落とされるような効果はあります。 歌丸師匠は、入れ歯でもないし、全部が自分の歯だと以前「笑点」で圓楽師匠が言ったのをご本人が確認されたのを覚えていますが、決して歯1本1本が大きい人ではないため、録音によっては、やや息が抜け気味に聴こえることもあるのですが、このCD集については問題なく立派です。(でも、5枚のうち3枚が喉の不調を訴えているのはいかがかと。聞きづらいことはなく、断るほどでもないんですが。) 桂歌丸「真景累ヶ淵」 関連情報