出雲充 商品

出雲充 「東大に入る」ということ「東大を出る」ということ

タイトルにドキッとして手にとってしまいました。私も、わが子の受験に躍起になっていた親のひとりでしたので。結果として息子は東大には行けませんでしたが、受験や学歴をめぐっては家族内で色々な出来事がありました。私と息子の中で整理できなかった感情が、この本に凝縮されている気がします。特に第2部と第3部を読んで、わが子もこのような思いを抱えていたのかと今更ながらに胸の詰まる気がしました。私も息子と共に過ごしていた時期に、このような本に出会ってもう少し語り合うことができていたらと思います。子どもの受験や教育に躍起になって、子供と語り合うことを忘れている親御さんに、自戒を込めてお勧めしたい素晴らしい本です。 「東大に入る」ということ「東大を出る」ということ 関連情報

出雲充 僕はミドリムシで世界を救うことに決めました。

日本橋の丸善の入り口付近で平積みになっているのを見つけて購入しました。閉塞感漂う日本におけるベンチャービジネスにも、解決の難しそうな食糧・飢餓問題にも、突破口は必ずあるんだなと感じさせてくれる傑作です。 僕はミドリムシで世界を救うことに決めました。 関連情報

出雲充 僕はミドリムシで世界を救うことに決めました。――東大発バイオベンチャー「ユーグレナ」のとてつもない挑戦

社会貢献を企業活動の+αの要素としてではなく、企業の収益要素としてビジネスモデルに組み込んで活用するコーズリレーテッドマーケティングの先端事例。プロモーションや販売手法、サービスブランディング等個別のマーケティング領域での秀逸な例は既に多いが、ユーグレナ社の場合は、商品のブランディング、プロモーションの手法はもちろん、コーポレートブランディング、IR、社長のパーソナルブランディングにいたるまで、コーズリレーテッドマーケティングの発想でデザインされている。ライブドア事件に巻き込まれた著者であるからこそ、戦略的にそうした選択肢を取ったこともうなずける。電通がブレーンで入っているようだが、こうした事例を増やしていくためのモデルケースとして力を入れているのだろう。中身について共感する、しないは、個人の主観によるところもあるだろうが、これからの企業戦略のプロトタイプケースとして学ぶ上では最高の資料である。この本にそうしたマーケティング戦略に対する解説は含まれていないが、これから成長するマーケティングのケースとして、これから起業される方や、自社のブランディングを考える方には必読の内容で★5つ。バイオ分野の専門的な知識を求める人が買ってしまえば参考にならないので気を付けていただきたい。(そういう意味では★1つ) 僕はミドリムシで世界を救うことに決めました。――東大発バイオベンチャー「ユーグレナ」のとてつもない挑戦 関連情報




Loading...


ここを友達に教える