ティアーズ・フォー・フィアーズ 商品

ティアーズ・フォー・フィアーズ ティアーズ・ロール・ダウン~グレイテスト・ヒッツ ’82-’92 [DVD]

以前ベスト盤のリリースと同時に出ていたビデオと同じ内容のDVD。せっかくDVD化するならば1stアルバムと2ndアルバムの間にリリースされたシングル「ザ・ウェイ・ユー・アー」のクリップを追加収録して欲しかった。また3種類ある「マザーズ・トーク」のクリップも従来通りバージョン2のクリップが収録されているが(夕焼けをバックに丘の上でメンバーが演奏)、バージョン1・バージョン3も収録して欲しかった(幸いいずれも現在では他のソフトでDVD化されているので簡単に観る事ができる)。熱心なファンを除いてはUSでヒットした「シャウト」「ルール・ザ・ワールド」以降のクリップしか観たことないと思うのだが、私も今回初めて1stアルバムからシングルになった3曲のクリップを観た。極めてチープかつ意味不明な内容だったが、注目すべきはその佇まいである。ゴス/インディっぽいというか、キュアーとアソシエイツの中間の様な感じというか。特に「マッド・ワールド」のクリップでのカート・スミスの色っぽさは故ビリー・マッケンジーを彷佛とさせる位で、思わず見とれてしまうほど。今では二人とも結婚しているが、この時期の彼らは明らかにそれ系の危険な匂いを放っていた。アメリカ進出にあたってかなり意識的にイメージチェンジを図ったのだということが確認できる。また後期のクリップでは似合わない長髪のローランドのアップが増え、彼の自意識の肥大に伴って音楽・映像ともになんとなく重たく暑苦しくなり、聴き手に負担をあたえる性質のものになっていったことが分かる。全体を通して強い印象を残すのは彼ら独特の思春期的なナイーヴさと洗練されてなさなのだが、おそらくそれ故に彼らは80年代に最もアメリカで成功したUK出身のデュオたりえたのだろう(ペット・ショップ・ボーイズやスタイル・カウンシルのビデオと比較するとその違いは明らかなので、興味があれば是非見比べてみて欲しい)。 ティアーズ・ロール・ダウン~グレイテスト・ヒッツ ’82-’92 [DVD] 関連情報

ティアーズ・フォー・フィアーズ Pure 80's THE DVD [Import]

80年代に大ヒットしたビデオ・クリップ集です。ティアーズ・フォー・フィアーズ、ビッグ・カントリー、ダン・ハートマン、エイジア、ナイト・レンジャー、スイング・アウト・シスター、ベルリン、他・・・ヒット曲が揃っていてお勧めです。リージョンフリーなので日本のDVDプレーヤーやPS2で観れます。収録曲:The Buggles / Video Killed The Radio StarABC / The Look Of LoveTears For Fears / ShoutBig Country / In A Big CountryDexys Midnight Runners / Come On EileenDan Hartman / I Can Dream About YouAsia / Heat Of The MomentNight Ranger / Sister ChristianSwing Out Sister / BreakoutAnimotion / ObsessionBerlin / No More WordsLevel 42 / Something About YouSqueeze / TemptedTears For Fears / Everybody Wants To Rule The World Pure 80's THE DVD [Import] 関連情報

ティアーズ・フォー・フィアーズ ティアーズ・フォー・フィアーズ~THE BEST 2000 DVD

DVD「ティアーズ・ロール・ダウン」に未収録であった、アルバム「エレメンタル」からのシングル1と3のクリップを見るために購入。カート・スミスが不在になり、バンドメンバーの一新したそれらのクリップを見ると、多少の違和感を感じました。PVをDVD化する場合は、1枚にまとめてほしいですね。エピックから発表した「キングス・オブ・スペイン」のPVは、どこで見られるのだろうか? ティアーズ・フォー・フィアーズ~THE BEST 2000 DVD 関連情報

ティアーズ・フォー・フィアーズ ザ・ハーティング+4

イギリスのニュー・ウェイヴ・バンド、ティアーズ・フォー・フィアーズ(TFF)が1983年に発表したデビューアルバム(全英チャート1位)。充実度としてはやはりセカンドか。でも内包する緊張の種類はまるで別もの。全米1位を獲得した向こうはやはり良くも悪くも開放的なんだ。こちらには独特の息苦しさがある、繊細な抒情性がある。慄然とせざるを得ないようで浄化される不思議さ。。まさにTears for Fears(恐れのための涙)というバンド名がしっくりくる内容。ローランド・オーザバルにカート・スミス、二人の孤独な魂が呼応しながら打ち出した独創性。アコギも特筆な湿った質感が美しいブリティッシュサウンドと絡むのはダークさを漂わせたエレクトロポップ。特に八曲目「Change」での妖しいばかりの肌触りがたまらない。えもいわれぬ雰囲気。が、浸るにしては神経は刺々しい。どちらかと言うと思いつめてのめり込める人向けなのかもしれないなあこの一枚自体が。僕自身はまったくタイプは違うけど。。一晩寝りゃ気分も変わるけど。。ただひねくれたフィーリングがたまに要求してくるんだ。結局は恐れの果てに涙を流すか、涙を流したさきに芽生える恐れの違いなんだろう。結果と過程の違い。たまに思うが、消えるかどうか真剣に迷える強さは羨ましい。でもやはりそんな生易しいものじゃない。よし消えよう。いま消えようって。だから生きれるんだなあ。結果に絶望することはない。なにもズレてないしすでに予測済みだ。その過程が絶望なんだろう。生きられない絶望じゃなく死ねないことが絶望。一歩も踏み出せやしない、一言も発せやしない、でも終わらない。それが絶望。だがその葛藤のプロセスこそ生きることそのもの。ズレたようだが単純なんだ。そんな意見にはちっとも、これっぽっちも、まったくもってして、賛成できないぜって人にお薦めの一枚。 ザ・ハーティング+4 関連情報

ティアーズ・フォー・フィアーズ シャウト+7

 このタイトル、再発を繰り返すたびに、エクストラ・トラックが少しずつ追加され、遂に元のアルバム収録曲8曲を大幅に上回り、+20曲で2枚組にもなってしまいました。 今回のパッケージ・ソフトは、初の紙ジャケ化(英国の初回プレス仕様を再現)、2枚組(紙ジャケは1枚組仕様なので、2枚目は、言ってみれば紙ジャケよりも質が劣る紙スリーヴといった感じの仕上がり)、SHM−CD、という特徴で言い表すことができますが、収録曲は基本的に2006年に国内でも発売された「デラックス・エディション」と殆ど同じです。気になるのは、2006年の DISC 2 に収録された曲名と、今回の紙ジャケ盤の DISC 2 に収録された曲名との間で、#1、#2、#3、#5のトラックについて、互いに表記が異なっている点です。これらが双方で単に書き方の違いではなく音の面で違うとすれば、このタイトルに関しては、これまでに以下のバリエーションのCDが存在することになります。(1)元の8曲のみで構成された、オリジナル盤(2)エクストラ・トラックを2曲追加した、全10曲入り(3)上記(2)の2曲を含め、全体として7曲を追加した、全15曲入り(4)上記(3)の追加7曲のうち、1曲を差し替えた上で残る6曲はそのままに、更に13曲を追加した、全28曲入り(5)上記(4)と収録曲は殆ど同じだが、一部楽曲のバージョンが異なる、全28曲入り う〜む、ややこしい変遷です。元曲数の2倍以上ものエクストラ・トラックが追加されている現状を見ると、何だか元のアルバムの価値がますます下がっていくような気がしてしまいます。私はコアなファンではないので、大好きな人にとっては嬉しい追加なのかも知れませんけど。また、価格の方も上昇の一途というのもどうかという思いです。 録音に関しては、元々の音が悪いので、リマスタリングやSHM−CDという技術の恩恵をもってしてもスッキリ・クリアな音にはなっていません。この辺りを期待して買う方には、残念な結果と言えましょう。 シャウト+7 関連情報




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