竹澤恭子 商品

竹澤恭子 ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ集(全曲)

竹澤恭子は、現代の日本を代表するヴァイオリニストの一人。パリ在住でヨーロッパを中心に活動しているため一般的な知名度はやや低いのかもしれないが、ヴァイオリン好きには欠かせない名前だ。卑見では、協奏曲で派手に大向こうを唸らせるタイプではなく、こうした室内楽での肌理濃やかな演奏でより魅力を発揮するタイプだと思う。ブラームスのヴァイオリン・ソナタは、3曲で丁度CD1枚に収まる長さということもあってか、デジタル時代になってからの録音も多いが、この翌年のムターの甘美で構えの大きい(コンサートホールで聴き映えのするであろう)演奏の新盤あたりと比較すると、竹澤恭子の繊細な演奏の特徴がよく判る。ブラームスの演奏では、かつての19世紀ロマン主義的な「濃い」演奏から、こうしたよりスッキリとした現代的な演奏が主流になって来ているが、これは端正なフォルムを崩さず、しかし、決して草食的にならない強度を持った演奏で、聴き応え充分。 ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ集(全曲) 関連情報

竹澤恭子 ブラームス&メンデルスゾーン : ヴァイオリン協奏曲

竹澤氏の安定した演奏です。ただ欲を言えば、もう少しテンポ感が欲しい。ソロ、オケともにちょっと落ちつきすぎといった感じが個人的にはします。 ブラームス&メンデルスゾーン : ヴァイオリン協奏曲 関連情報

竹澤恭子 プロコフィエフ:VNソナタ集

プロコフィエフの曲自体、素人にはとっつきにくい曲だと思う。したがって演奏が良くても自信を持ってお勧めできない。しかしヴァイオリン・ソナタの第2番は、聴きやすく気持ちが良かった。 プロコフィエフ:VNソナタ集 関連情報




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