最初新書にしてはずいぶん厚い本だなと感じましたが、ずるずるとディープな内容に引き込まれていきました。一言で言うと荒俣版ブラ○モリです。あの番組が好きな人には満足いくと思います。ただ出来れば解説の地図等があるともっと理解しやすいかもしれません。 江戸の幽明──東京境界めぐり (朝日新書) 関連情報
すばらしい、何度見ても面白い。見るほどにこうゆう意味だったのかと発見がある映画です。 ノロイ [DVD] 関連情報
喰らう読書術 ~一番おもしろい本の読み方~ (ワニブックスPLUS新書)
博物学者として古典籍に入る欧米の典籍を所蔵かつ読みこなしてきた著者ならではの慧眼の洞察が鏤められた読書論。一面では読書家の凡庸だが深く世界共通の読書の効用を電子本時代に如何に考えるかを示唆する。時代の読書論も読みくらべてみると凡庸さに収斂しそうだが、本書は博物学者の面目躍如で、活字の効用を踏まえつつ博物書の現物を詳細に文字で記述したり、挿画や写真の意義を踏まえつつ伝統的な教養論的読書を相対化し、諸事実の真偽を裏付けるリアリティの意義を生物学や地球物理学の知見を踏まえて議論する幅広さがある。 この目録と書誌というものは、すでに膨大に蓄積されております。・・・本や情報の鑑定において、グーグルの検索機能は書誌学者の頭脳には劣ります。(p.140) この洞察は、稀覯本を主として読書の中心においている碩学ならば言い放てる批評眼であり、時代が変わっても知的職業に関わる人々が維持すべき原則だが、果たして我々は維持しうるであろうか? さらに究極の本書の名言は「読書力の根っこは、「起源・現在・未来」の時間感覚を身につけること」と喝破した視点こそ図書館、博物館、文書館を貫く不可欠な時間軸=歴史の重要性を詳述する。専門書ではないが、著書の洞察が活きた一冊。 喰らう読書術 ~一番おもしろい本の読み方~ (ワニブックスPLUS新書) 関連情報
物事の本質をしることの重要性を感じました。興味をもって調べることでマニアックでなく博識と言われるような人間になれるような気がします。 アラマタ大事典 関連情報
手に取った時は「ちょっと薄い?」と思ったのですが、読んでみるととても楽しめました。キャラの通信簿(しかも形式は割と真面目)なんてファンブックに載せるゲームは魔人ぐらいだと思います。描きおろしのイラストも多めです。記事量的には剣風帖>外法帖の感じがしました。内容は大体・魔人ゲーム・CD等の一覧年表・剣風帖キャラの通信簿・性格診断/外法帖(アンケートに答えていくと、あなたはこのキャラタイプ、というものです)・アンケート結果(人気投票・恋人にしたいのは?等)・制作サイドへのインタビュー記事・お遊び企画の新作紹介(RPG風等のゲーム紹介で描き下ろし有りです)・キャラの描き下ろしタロットカードです。当然、魔人シリーズを知らない人にはあまり価値のない本ですが、アンケートあり、お遊び企画記事ありでファンなら楽しめると思います。 まるごと!東京魔人學園伝奇 関連情報