宇宙を舞台とした壮大なSF風ゲーム。アドベンチャー、RPG、シミュレーションと複数の要素を内包しているこのゲームは、常に即死の危険がつきまとう「宇宙」をリアルに再現させた作りとなっている。戦闘シーンは素早く動き回り攻撃してくる敵に照準を合わせ、打つ、かわす。ごくシンプルな作業だが、これがどうして奥が深い。また豪華声優陣も起用しているので、そちらが好きな御仁にもオススメだ。少々難易度が高いのが難点といえば難点かもしれない。 10101~“WILL”The Starship~ 関連情報
ゲームを遊んでいる時、システム面が原因でゲーム自体を普通に楽しめず、辛い思いをした経験はないでしょうか。ロード時間が長い、バグが多い、先に全然進めない、等など。このゲームは画期的な新システム「DCBS」「PMLS」「FECS」などを導入する事により、スピーディな戦闘展開、CD媒体の常識を覆す読み込みの早さ、そういったシステム面の充実という意味では未だ頂点に君臨している、非常に快適に遊べるゲームなのです。 そして重厚かつ先の読めないシナリオ、個性的な登場キャラクターもこのゲームの重要な要素です。ラストバトルでの意外な、今まで経験した事の無い展開には、思わず涙してしまいました。 あまり聞いた事のないタイトルかもしれません、確かに一般での知名度は低いかもしれません。しかし、このゲームをやらずにいる事は、私には非常に損な事であると、そう感じます。 里見の謎 関連情報
の可内さんと山村聡の尾張邦宗のセリフがテキヤの啖呵売のようにすばらしいテンポで発せられるせいか場面展開もスムースで、実は内容そのものは5代将軍を呪い殺すだとか舞台の屋根を落して圧死させるだとかすこぶる荒唐無稽ながらあまり気にならずに観ていられた。もしも彼らのセリフがなかったら、あの山形勲がカンチョーしながら唱える呪文はアドリブなんだろうかとか、伊吹流の忍者たちは逃げるときいちいちバク転するけど背中むけたまま一目散に逃げたほうが速いんじゃないかとかつまらんツッコミをいれたくなったろう。 旗本退屈男「謎の暗殺隊」 [VHS] 関連情報
里見八犬伝といえば、江戸時代後期に曲亭馬琴(滝沢馬琴)によって著された読本で全98巻、106冊の大作で、日本の長編伝奇小説の古典の一つである。伝里見八犬伝、あるいは単に八犬伝とも呼ばれる。室町末期を舞台にした古典である。約半世紀以前には、この古典を、簡略化して子供向けに書いた本や絵本などがあってよく読まれていた記憶がある。本書は、放送作家・安田多苗が10年以上の月日をかけて取材・執筆した労作である。著者は、『南総里見八犬伝』に登場する現場を実際に調査し、考察の上で600ページに及ぶ大著に著したのである。長編伝奇小説の古典の一つですから、虚実入り乱れる原作の記述から手がかりを得るのにも東奔西走・・・各地を巡ることに。本書の帯に「八犬伝はこんなに面白い!!」とあるが、現在の言葉で言えば・・・ファンタジーであろう。本書を読むと、古典なるファンタジーが史実のように思えてくるから不思議だ。面白い! 謎解き散歩『南総里見八犬伝』を歩く 関連情報
の可内さんと山村聡の尾張邦宗のセリフがテキヤの啖呵売のようにすばらしいテンポで発せられるせいか場面展開もスムースで、実は内容そのものは5代将軍を呪い殺すだとか舞台の屋根を落して圧死させるだとかすこぶる荒唐無稽ながらあまり気にならずに観ていられた。もしも彼らのセリフがなかったら、あの山形勲がカンチョーしながら唱える呪文はアドリブなんだろうかとか、伊吹流の忍者たちは逃げるときいちいちバク転するけど背中むけたまま一目散に逃げたほうが速いんじゃないかとかつまらんツッコミをいれたくなったろう。 関連情報