本書は自虐ネタが満載されています。
読者はそれらを期待して購入されたことだと思います。
しかしながら、本書はそんなに軽いものではなく、うさぎさんが体を張ったことをネタにして執筆したというよりも、自虐から脱皮した倫理を追求したものであると認識したいと思います。
うさぎさんの”私”というものの行動は二つの人格があるということを客観的に説明し自問自答しています。
もともとは最初の結婚時のことがずいぶんトラウマになっているように思います。
本当の自分の姿を封印することで、私生活を送り、エッセイを書き続けているようにも思います。
そう考えると、本書のタイトルの意味にもリンクしてくるようです。

クリスマスプレゼントに急きょ必要になり、見つかって娘は大喜び♪
品物も綺麗で、娘は大満足でした。

ストーリーはテレビシリーズ1・2話の戦闘パートだけを取り出して編集したものです。
詰め込まれた情報量が多く、
ひらがなを読めるようになったくらいのお子さんなら楽しんで読めるでしょう。
ハーフチェンジを丁寧かつダイナミックに描写しているのも特徴です。
なお、表紙にはルナトリガーが描かれていますが
出典元が1・2話なので、トリガーメモリを使ったハーフチェンジは本文中には出てきません。
お子さんがトリガー好きでしたら要注意です。

(ちなみに、すぐ変身してしまうのであまり出番はないのですが、翔太郎とフィリップが可愛かったです。)