主に1940年代に大活躍した、アメリカのボーカルグループのまさに集大成ともいえるベスト盤。
このグループはもう歴史的存在にして、アメリカでも殿堂入りしているようなグループで、当然ながら日本でも戦後には多くの人の耳に響いた曲も多いはず。
しかも現在でもメンバーは変更しているものの、グループは存在しており、時代のアイコンとして多くの人から愛されてもいる。
2枚組・全50曲という構成はパイド・パイパーズの活動を知るには持って来いのCDであり、美しく躍動感に富むボーカルは今聞いても新鮮だ。
フランク・シナトラもボーカルで参加していたりと、ゲストボーカルの歌も聞ける楽しみもある。
YMOの細野晴臣もパイド・パイパーズの大ファンで、雑誌などで色々と語っていたことを記憶している。
お買い得で、モノラルながら音質もいいこのCDは、非常にお勧めです。
パイド・パイパースは全盛期のトミー・ドーシー・オーケストラの専属ヴォーカル・グループとして知られているが、ドーシー・バンドから独立後間もなくリード・ヴォーカルがジョー・スタフォードからジューン・ハットン(ベティ・ハットンやマリオン・ハットンとは無関係)に変わったあとも1940年代を通じて人気を保ち続けた。
1944年録音の[1]はジューン・ハットン加入後最初で最大のヒット曲かつ“作曲家”ジョニー・マーサーにとっても最大のヒット曲。
パイド・パイパースは1939年に初めてトミー・ドーシー・オーケストラと演奏した時には8人グループだったそうです。[2]〜[5]は8人組時代の珍しい録音。
[7]はフランク・シナトラの人気を決定づけた演奏。[8]はシナトラとコニー・ヘインズのデュエットで始まるがパイド・パイパースが歌い出すと俄然音楽が生き生きとしてくるあたりに注目。[11]もシナトラのヒット曲だがパイパースの貢献大。因みにこの曲にはソニー・ロリンズとマックス・ローチの血も凍る?ような名演奏がありました。
[15]は“歌手”ジョニー・マーサーの最大のヒット曲。「私はシュガーをキャンディーと呼ぶ。何故なら私はキャンディーにスィートだしキャンディーも私にスィートだから…」ナンじゃこれ?という感じのくだらな〜い曲なのだが、不思議なことにマーサーやスタフォード、パイド・パイパースが気分を出して歌うととてもオシャレな曲になってしまいます。(^ ^)
個人的にはコレではなくアレを収録してもらえば、という気分もあるにですが現状ではパイド・パイパースを知るには最良の選集と思います。音質も上々なので推薦です。
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