この本の著者である黒田洋介さん、ぼくはとても好きです。小説にある会話に対するツッコミ、あとがきなどの黒田さん、とても好きです。その黒田さんが書くサミーを見たい!
「
天地無用!魎皇鬼」のドラマCDというお遊び企画がテレビシリーズになった、多分当時では珍しい作品です。
ごく普通の少女が魔法の力を授かり、そして―。と、いうようなお決まりの出だしで始まります。普通ならそこから魔法を授かった理由、つまり目的の為にひたすら王道をゆくのが魔法少女のセオリーなのですが、この作品はそれとは違います。ギャグとパロディが作中に盛り込まれている為、誰でも楽しめる、ちょっとした邪道な魔法少女です。
しかしながら、作品の根底には「友情とは」「魔法とは」といったテーマがしっかり据えられているので、単なる「ギャグパロもの」で終わらず、一つ芯の通った「魔法少女もの」として見事に成立しています。
いつかもう一度見たいと思っていましたが、今まで叶わなかったのでBOX化されて嬉しいです。この機会にしっかりと見直してみたいと思います。
自社手元の「
天地無用!」からの派生で、そのOVAからいきなり登場して大人気を呼んだ挙句、声優・横山智佐(as砂沙美)さんにとって「代名詞的作品」とも言うべき作品となった、この「
魔法少女プリティサミー」ですが。
まあ、TV版(平成8年10月〜平成9年3月)の主題歌という点で見るなら、OPがずっと「19」、EDが「5→10」と変遷していました、それらを全部収録していましたし、うん、この評価でいいと思いますよ(^.^)。
挿入歌としては、「青空戦隊クウレンジャー(by白田和介)」が無かったのですが、他は「6・12・13・14・18」と揃いましたし、良いと思います。
OVAでもあったようですが、平成7年6月のものでは「1(OP曲)・20(ED曲)」、平成8年6月の「電脳帝国の逆襲」では「1(OP曲)・7(ED曲)」、平成9年8月の「Super Kiss」では「1(OP曲)・2(ED曲)」が流れていましたね。
私が提案した「AIC作品の主題歌オムニバスCD」と言う選曲案でも、「19・5・10」と収録されてあれば私は満足できますよ。