Jazz サックス・
クラリネット奏者でFree Jazzの世界で有名な坂田明の久しぶりの
ミジンコの本です。1988年に坂田明のプライベートレーベルのダフニアから\2,800で発売され絶版で入手困難だった、メロディアスなスタンダードJazzの名盤が付いて、中の
ミジンコの写真も対談も面白く、装丁も素晴らしいお得な本です。
透き通った体にいのちが息づいています。
坂田明氏の音楽が
ミジンコの美しさにぴったり合って、素晴しい映像になっています。
珍しい
ミジンコの脱皮シーンも観られます。
池で
ミジンコを採集し、書斎で顕微鏡をのぞく坂田氏の姿がまたいい。
対象への愛が伝わる、見事な作品です。
ローレンツの名著『ソロモンの指環』は「アク
アリウム(水ソウ)」で始まっています。そのこと、生態系の大切さを飼育で学ぶことから生き物学が始まるという観点は示唆的でした。実験で
ミジンコを学ぶという表題に魅かれて本書を読みました。テーマごとの実験書というものはありますが、ある生き物を包括的に理解するために多様な実験をするという実験書は少ないからです(ザリガニの例などがあります)。さらに
ミジンコという小さな生き物で生態系という大テーマの勘どころが分かるというのも魅力的でした。同様の企画はほかの動物群にも当てはまりそうだからです。
花里さんの語り口は採集法、飼育法から始まります。緑色に「汚れた」水のほうが餌が豊富で良いというのは納得できます。これはキイ・ポイントですね。次に形態観察では観察技術の工夫(カバーガラスではさむ、ワセリンを使う)が説明され、かなりマニアックですが不可能ではない同定のポイントが紹介されます。実験はそれほど簡易なものではありませんが、成長(発生初期には眼点が2つあるのは知りませんでした)・成長への温度の影響・捕食者(魚)の影響(魚の匂いで小形の子を産む、頭を尖らせる)・群集の変動といったテーマにそって、科学的な実験データとして何が必要なのかが丁寧に説明されます。
実験指南の書として久しぶりに良書に出会いました。
岩波ジュニア新書『
ミジンコはすごい!』は実験によって明らかになった特性の解説、地人書館の『
ミジンコ先生の水環境ゼミ』は湖沼生態系と
ミジンコの関係を解説した本です。
Sadieの良さが滲み出てきました。1回目を聴いた時は今までに無い感じの曲が多数で本当に印象に残る曲はなかったです…。ですが、何回も聴き込むとLIVE映えしそうだなと感じる様になりました♪「朦朧」はサビで急展開しますが、中々イケイケな曲でビッグヒットです☆☆☆
「声」は賛否両論あるみたいですが、Sadie…もしくは真緒氏の伝えたい気持ちがストレートに熱く優しく力強く響いてくるので自分の中で「否」なんて言葉と気持ちはこれっぽっちもありません。「声」はLIVEのラストに披露してくれる事を切に願います…