中国電視台製作の全84話(1話45分)の
三国志は、
三国志(演義)の映像作品として金字塔だと思うし、映画でもTV番組でもそれを凌ぐ作品はまだ現れていないと思う。
しかし、この全7巻セットは、名場面だけを抜粋した、いわば大河ドラマ全体に対する総集編みたいなもの。ただ、場面から場面へのジャンプが粗く、全体の筋や登場人物の相関がわかっていない人がこれを観ると、混乱してしまうと思う。
全84話を一度観たことがある人で、全84話のDVDボックスには手が出ないという人以外にはお薦めできない。
【内容要約】
明王朝の時代に生きたと言われる羅貫中による
三国志演義の実写ドラマです。
スケール壮大、見終えるには飽くことのない根気が必要です。
中国本国では1994年に放映されたようです(私自身も同年、NHKの
衛星放送で部分的に視聴していました)。
内容も
三国志演義そのままです。黄巾の乱からスタートし、呉の滅亡まで一通り描いています。ただし、部分的に描かれないエピソードもあります。記憶している限りでは:
・孫堅の末路の詳細
・馬超の曹操との敗戦後から張魯の元へ身を寄せるまでの詳しいいきさつ
・北伐における蜀軍と羌族との戦い
・呉の孫亮即位後からその滅亡までの間の約30年間
などで、忘れているだけで他にもあると思います。
各ディスク2時間程度で合計28枚。かなり長い作品です。
【良い点】
・CGなどが使われていない
私はSFやファンタジーなど以外では、CGは使われない映像が好きです。
レッドクリフや新しい
三国志ではCGをバリバリ使っていますが、の作られた時代もありましょう、
本作ではそういった類のものは皆無です。赤壁の戦いなどでも、船はすべて等身大の模型を作って
実際に水上に浮かべて撮影されています。
・戦闘シーンが鮮明に描かれている
私は本作品以外にも中国の歴史ドラマをいくつか視聴してきましたが、偶然それら作品では合
戦シーンがあまり描かれないものばかりでした。しかし本作では合戦シーンはもちろん、有名
な一騎打ち場面についても克明に描かれています。知っている人は、たとえば横山光輝『三国
志』がそのまま実写になった感じをイメージすれば良いかと思います。
・有名な武将役の俳優さんは役にピッタリ
表題の通り。個人的には、関羽、張飛、董卓、呂布、趙雲、姜維、などがそのように感じまし
た。特に、関羽と趙雲については、とりわけ素晴らしく感じました。関羽はまさしく関帝廟で
の像のような顔をしており、一騎討ちなどでは顔に似合わない甲高い声を発して敵を撃破して
いきます。趙雲は日本でのイメージ通り、イケメン系、忠義の士、関羽・張飛に劣らぬ猛者ぶ
りを発揮。かの長坂波でのシーンでは超人ぶりを発揮しています。
【惜しい点】
・若くして登場する人物には、年相応の俳優を起用して欲しかった
たとえば劉備、関羽、張飛の3人は、挙兵当時はみな20代というのが一般通念です。しかし、
劇中では演じる俳優さんはいずれも明らかに20代でなく、少し不自然です。初めから40代で壮
年の人という感が拭えません。曹操や孫権も同じくそうです。近年の作品ではメイクによりう
まい具合に老けさせていますが、本作が作られた年代を考えれば仕方のない事かもしれません。
・1つの役に複数の俳優を起用しているケースがある
特に著しいのは、魏延、張遼、趙雲です。陸遜や董襲など他にもいます。魏延は3、4人ほど俳優
が交替しています。趙雲も交代していますが、人気人物なので個人的には少し残念でした。
具体的には劉備軍による呉の3郡攻略後に変わっています。ちなみに、南征時からも老齢期を描
くため、年相応の俳優さんに代わっています。
あとは、この趙雲のように老齢期も生きた人物については、年相応の俳優に交代しているケ
ースもあります(姜維など)。
・エキストラの演技
Wikipedia によると、兵士のエキストラには人民解放軍の兵士を採用しているとのこと。その
ためか、演技がつたない場面も見受けられます。私としてはそのくらいはまったくいいのです
が、時には真面目な場面で笑顔を出したり、鼻をほじっている人もいました。けれども、見方
によってはある意味リアルでいいかもしれません。
・初めて
三国志に触れる人には地理的なことが分からない
私が本作を初めて見たときは、
三国志を知って既に数年がたっていました。劇中に地名が出て
きても、どこを指しているのか大体は困ることはありませんでした。しかしながら、地図など
によるビジュアル的な説明は一切なく、初めて
三国志に触れる人にとっては、現在登場人物た
ちが一体中国のどこにいるのか見当もつかないことでしょう。
【まとめ 、補足】
冒頭でも触れましたが、本当にかなり長い作品です。しかし、その分内容は盛りだくさん。
三国志好きはもちろん、初めて
三国志に触れるという人にもお勧めです。
本作の別エディションのDVDではシーンが部分的にカットされているものがあります。しかし、やはり物語をじっくりと大局的に味わうには本DVDを見るべきでしょう。
ただ、登場人物が多く話の内容も複雑で長い物語なので、根気よくあまり間を置かずに視聴するのが良いでしょう。
良い点。
軍師の存在感が増した。軍師がいると、いないでは大きく変わる。能力の高い軍師と、低い軍師の差も際立った。
秘策を使えるのは軍師と君主だけになり、武将により使用可能な秘策が決まっている。また、知力により必要な秘策ポイントが変化し、敵軍師との能力差によっても成功率・阻止率が変わるようになった。戦闘中の秘策も軍師を参軍として参加させる事で、その軍師が使用可能な秘策のみ使用できる。また、参軍は参戦武将の統率に
ボーナスを付与する。
無印で凶悪だった「絶道の策」も使える軍師自体がかなり限定されており、乱発される事がなくなった上、弱体化され、完全に援軍を防ぐものではなくなった。
悪い点
三国志11で作成した新武将データを読み込み、それを登場させて、プレイするとゲーム中に動作が停止し、それ以上プレイ不可能になる場合がある。
これはそのセーブデータ自体がダメになるため、症状が出たらそのセーブデータからの再開は望めない。軽い症状のときは特定の操作で停止し、重い症状では完全に進行不可能になる。
最初症状が出たときに理由がわからずメーカーにセーブデータを送り確認したところ、
三国志11で作成したデータにより不具合が出ているので、登場させずにプレイするよう勧められた。
ちなみにそれでも、登場させてプレイしているが症状が出るかどうかは運次第と感じる。
そのうち修正アップデートされると期待したい。
2003年のゲームなんで心配でしたが今やっても普通に最新の
タイトルより絶対面白い
勢力の盛衰や(総人口や総兵力など)外交関係、戦争が好きな人にお勧め
戦争のシステムはターン制のつきっきりで部隊を動かす物ではなく内政とかの全中華が乗ったマップがそのまま戦場になり部隊を動かすのではなく部隊に命令を与えるのが仕事
つまり部隊は自分の判断で動いていきます
そのシステムが自分が孔明や曹操のような総指揮官になって軍を動かしてるみたいで面白いです
内政は数字だけなので面白さは無いかも知れません
ただ12や11のようなブラウザゲーのような内政よりかはこういうシンプルな方が良いかもしれませんね
異民族は脅威ですがパワーアップキットがあるので兵力を0にして無効化することも可能
友好国に要請して敵対する敵を攻めてもらったり、自分の勢力が大きくなると諸侯に連合組まれたり、周辺の基地の状況からあえて守りにくい前線を捨てて後退したり戦略面が深くてやり込みがいがあります
また金や兵糧の必要性が他シリーズより高い気がします
弱小勢力だと確実に金や兵糧に窮しますし大国になっても連合組まれて前線が増えて大軍を動しすぎると兵糧が底をつきて金で兵糧を買う羽目になる
また君主の官職が高くなって将軍や高給の内政官を増やすと給料だけで弱小勢力の5年ぶんくらいの支出になるし兵を維持するだけで兵糧は必要なので所有する領土が狭いと大軍を擁せないし君主の位が高くても高給の将軍や内政官を増やせない
ただ収入は都市の数ではなく人口と内政値で決まるので田舎で大きい領土持つより都会で人口増やした方が領土は狭くても大国になれます
人材面ですが忠誠値が低くても全然登用できないとのレビューがありますがそれはその国の君主を殺したりして内部数値の敵対心が高いのでしょう
何度も勧誘すれば内部数値が上がって(そいつの自分勢力に対する好感度)登用できます
ただそれでもどっかの勢力に所属する武将を登用するのは他シリーズに比べると難しい
ですが史実じゃ急に登用されて鞍替えする武将なんてほとんどいないですしこっちの方が史実に忠実でしょう
また他勢力に所属している現役武将は登用しにくいですが戦争で捕虜にすると一気に登用できる確立が上がってくれますので捕虜になった武将を登用しまくれば人材は増えます
同じ値段でも12や11より絶対こっちのほうが買いですしこれだけ安くてPK付きなら絶対買いです
ちなみにパワーアップキットとは他のゲームで言う拡張パックとかダウンロードコンテンツみたいなもんで単体じゃ遊べません
このパックは本体+PKなのでお得ですね
ちなみに10は武将プレイなので君主プレイの9などとはコンセプトが違うので単純に比較できません
お勧め度なら
9>>>>>>>>>>>>>11>>12
で武将プレイがしたいなら10というところでしょうか
最初は私も古いゲームなので技術面(画質など)に心配がありましたがアクションゲームなどとは違い全く気になりませんし強いて古さを感じさせる物といえば人物のグラフィックが現行の顔と違うところくらいですがやたら「美少年」「美少女」「異常に濃くて男前」なグラフィックばかりの最近の顔より9の時代の顔の方が良いかもしれない
最近のグラフィックはオタク媚が激しいので
三国志ゲームにエロと可愛さ求めてるなら別ですが、、、
とりあえず君主プレイなら
三国志シリーズでは9が最高傑作!!