反アパルトヘイト運動の犠牲者、スティーブン・ビーコウについて書かれた一冊。
この政策の真っ最中にこの本と出合い、こんな惨いこと行なう国家があるなんて!
と、10代の多感な時期に怒りと涙がこみ上げたのを記憶しています。
アパルトヘイト撤廃後、なぜかこの本の下巻が刊行されていません。
一度出版社に問い合わせをしたのですが、今の所、予定はないとのこと。
即答でしたので、他にも問い合わせが多いような雰囲気があり、
出版できないのには何か、政治的な動きがあるような気がしてなりません。
アパルトヘイト自体は撤廃されたけど、まだまだ多くの問題を抱えていると
思われる
南アフリカの現状を考えるためにも、ぜひとも下巻の刊行に期待します。
4〜5年前に1st〜liveは2009年リマスター盤が国内盤として出ていましたが、今回やっと「黙示録」〜「ロック・ウィル〜」が国内盤としてでました。内容、音質
は素晴らしいですが、後半の
ボーナス扱いのU.S.MIX(そう、今回はU.S.MIXが
ボーナスなんです)の曲順が目茶苦茶ランダムなのが気に入らない。「魔性の女」みたいな
曲でアルバムを締めくくられてもなぁ・・・
個人的には2枚組にして本当の意味での
ボーナストラックとして、10年くらい前に出たベストのみに収録されていたDon't Take It Out On Meをいれて欲しかったなぁ。
ベテラン俳優・神保悟志さん演じる森田は、ブレない、男の中の男!という感じで惚れ惚れします。その背中を追うように、井坂俊哉さん演じる勇美が成長していく人間ドラマと見ることができます。
話そのものは複雑ではないですが、人物名が少々混乱するのと、広島弁?が聞き慣れないので台詞が分かりにくいところがありますが、それも味があって良いと思いました。
続編の「新鯨道 侠魂 完結編」と合わせてぜひ観ていただきたいです。