厨二病ゆえに差別とか当たり前な設定が多いけど、そーゆうのは全くない。
どっちかというとほんわか日常系。厨二病ではなく【中二病】という
タイトルのつけかたも納得。まさに中二病です。
読んでみて全く嫌な感じはせず、続きも読みたいな〜、と思える良作品。ただし、バトルものみたいな香辛料のきいたインパクトはないので注意!!
例えるなら、甘いホットミルクを飲んでいるような気分になれる。ゆったりした気分です。
中二病の使い方がクスッと笑えるほんわか感。
興奮できるアクションはないけど、疲れたときとか暇なときに見るをおすすめする作品だぜぃ。
END
勇太の中学時代の中二病仲間である七宮智音が登場します。表紙絵・口絵からは、勇太・六花のカップルを引っ掻き回すの役目になるのかと思わせますが、本文における彼女のキャラはかなり弱い(描写が浅い)です。森サマはもちろん、チョイ役の風鈴よりも弱いです。そのため奇天烈な行動をとっていてもストーリー的な緊張感はほとんどありません。中二病全開時代の勇太にとって彼女はかなり重要な人間であったと思うのですが、その辺もあまり書かれておらずちょっと寂しいですね。
前半の勇太と六花の初々しいラブラブっぷりはよかったです。
どの曲も劇中のキャラの個性が出ていて、
彼女たちが本当に歌っているみたいです。
聴いていてとても癒されます。
一番のお気に入りは「戀の鼓動」です。
バラード調の落ち着いた歌声がとても奇麗で、
劇中の六花の心情を上手く表現しているように感じて、
とても心地よいです。
ちょっとこれはないでしょうみたいな事が多いのが難だけど、弱さを隠し、嘘をついて生きてきて嘘を抱えきれなくなって転落した紫村一郎役の
及川光博は見る価値あり。