あいかわらず黒澤清のシュールさは秀逸。オーバーリアルな設定も、身近に感じさせる演出。舞台挨拶の生キョンキョン、
井川遥もイケテルし所々に織り込まれたユーモアもさすがの一言。こりゃヒット間違いなしだな。
2008年の作品ですが、
香川照之さん、
小泉今日子さん、お子さん役の男の子、それぞれ熱演で、
線路際の一戸建ても、駅からの三叉路もいい味を出しています。
ネタバレになるので詳しくは書きませんが、東京の殺伐とした現実に。一筋の光がピアノの音とともに舞い降りて来ます。
ちなみにロケ現場となった駒場東大前駅近くの一戸建てはいまはもう別の建物になっていました。
三叉路や商店街、ガード下は体験できます。
(ピアノの先生の家は違う区にあります。)