11年に及ぶシベリア抑留から帰還した元大本営参謀、壱岐正。近畿商事に入社した彼は次期戦闘機決定が選挙資金に利用されることを知り、本当に良い戦闘機を売り込む為、泥沼の商戦に巻き込まれていきます。さすが山崎豊子のストーリー構成、手に汗握る展開にはらはらさせられます。3時間近くあるのですが一気に見てしまうことは間違いなしです。
原作を読んだ人間としての感想を言わせて貰います。まず壱岐正、大門社長、鮫島のキャストは見事。ただ、タイトルの不毛地帯が表しているシベリア抑留時代のシーンが少し削られすぎかなと思います。そして何より致命的なのは「商社マン」がどういう仕事なのかを全く伝え切れていない。そこが惜しい。
ちなみにこれを見たかたはぜひとも原作を読むことをお薦めします。この映画で映像化されているのは4分の１程度、最後に壱岐正が第3の人生として何を選んだのか、あなたの目で確認してください。

　まず、星３つという微妙な評価ですが、決してこの本がダメな本だということではありません。値段も手頃で綺麗なイラストが、大きく印刷されています。
声優インタビューなどもあり、読み物としてもGOOD。

　付属のキャラも進展（いわゆる進化）しないらしく、同じ本を何冊も買う必要もありません。

もう満点でもいいんじゃと思いますが、ここからが一部の人にとってのマイナス点なのです。

　　まず、大きいスペースでイラストの掲載、詳細説明があるのはスーパーレアなどレアリティの高いキャラか、人気の高いキャラのみです。(当たり前といえば当たり前ですが・・・)
　ノーマルは勿論レアキャラあたりもページ 1/2や1/4などの狭いスペースに掲載されます。　そしてさらに、進展後や別バージョンのイラストは申し訳程度にちょこっと載ってるだけ。
　しかも、初期状態(の立ち絵)が大きめに掲載され、その下に小さく別バージョンの同キャラ、通常バージョンの最終進展という、どういうわけかバラバラな掲載をされているキャラもいます。　せめて初期→進展1→最終進展、別バージョンは別バージョンで掲載、くらいに統一して掲載して欲しかったです。
　　
　とはいえ、キャラも多いので全部のキャラを大きく掲載できないのも十分に理解できます。理解できますがやはり惜しい。

　分割商法は嫌われるかもしれませんが、ここは思い切って[COOL_ver] [SWEET_ver] [POP_ver]と三通りで出して、少なくともボイスがつくレアキャラくらいはもっと大きく掲載出来るようにして欲しかったです。

　付属させるキャラも全部そのタイプのオリジナルSRにするとか、あるいは３冊買えば進展できるなどにしておけば、揃えたい人は買うでしょう。また、私のようにレアあたりのキャラが本命で、もっと大きく詳細に掲載してほしいという人はそのタイプの本だけ買えばいいですし。
　ゲームユーザー○○万人記念とか、何周年記念とかでやってくれないですかねぇ・・・。

とにかくかわいい！
顔のバランスも良かったです。(たまに顔がゆがんでるくまモングッズを見かけますがこれは大丈夫でした)
くまモンコレクションに加えておきたい一品です。