Mike Sternの一ファンとしてのレビューですので悪しからず。Ritの人脈・一声で実現したというこのユニット、結果としてRitの器用貧乏さだけが印象に残ってしまうのが残念。Mikeの曲はホーン抜き+Ritのside g.バージョンで、それを支えるBass, Dr, Keyも流石の手練れで結果、Mikeのあの世界そのものです。Ritの曲でもおなじみのメロウトーンで速いパッセージを流麗に弾きこなすRitの姿には思わず惚れ惚れしてしまいます。テーマとソロをとり合う場面もそれはそれで良いのですが、如何せん人脈以外の必然性が全く感じられず、逆にバトルみたいな緊張感もなし。予定調和って感じです。しばらくこのユニット続けたい、みたいなコメントもありましたが、思わず「それはないだろ!」と突っ込みそうになりました。Ritがインタビューで、ロック系の人間とギグをやりたかったみたいな云い方してましたが、確かにそうかも知らんが人前でそれ云っちゃう?的な‥で☆-1。場の雰囲気も併せたパフォーマンス、映像・音の収録・編集etc.とも絶対に期待を裏切らないと思います。
リトナーの出世作でありクロスオーバーブームに
一役買った作品。
当時、テクニシャン集団を率いる新進気鋭な
イメージのリトナーでしたが
改めて聞くと意外にポップスセンス抜群!
コンパクトに楽曲をまとめ華麗なテクニックも
さりげなく披露してくれてます。
ハードなテクニックを期待する方はダイレクトカットの方が
お薦めですがポップス好きの私にとっては「
キャプテンズ・ジャーニー」
と共に大のお気に入りです。