彼の音楽は、クラッシックとビートをあわせた新しい
感覚の音楽で、さらっと聴けると思います。
バイオリンの腕前もさることながら、作曲の才能には脱帽です。
ドライブも眠くなることなく聴けますよ。
情熱的で速いテンポは聴いていて、気持がいいです!
本当に自分の音楽を愛しているんだなというのが伝わってきます。
また、フィギュアスケート選手にたくさん曲を提供しているので、
それらを聴くと、選手の素晴しい演技も思い出され、ジーンとします。
宣伝がうまかったので、アクションに引かれて思わず引き込まれたが、冷静になってみると何だかだるい。映像的な刺激はあるものの、ストーリーがだるい。眠気覚ましにアクションが入っているのかな? と思えるほど。観れば観るほど、何だか納得できないSFに絡めた純愛ストーリーになっている、のかなあ? と邪推したくなる。SF的な面白さが後半になるほど消えていくのだ。どうしてだろう?
体制と反体制、支配と被支配、暗殺と革命、兄と弟の葛藤、妻とその生まれ変わり。情念とファッションが融合したような映像は、美しい部分と、無粋な部分の差が大きくて、滑稽感が漂う。やっぱり、シャーリーズ・セロンのファンと、この設定が好きなマニアのものじゃないかなあ。
色と形は思った通りでよかったのですが、チャックの開け閉めが端を持たないと閉められないのと動きが渋いです。中のポケット部分が大きすぎるので物を入れるとメインのように出てきてしまうので少し使いづらいです。非常にもったいないです。
著者ロバート・K・マートンは、本書の解説によると、『コロンビア大学社会学教授。現代アメリカ社会学の指導的理論家』とのことである。本書は、もちろん理論家として抜群の切れ味を示して(1)「理論提示」を行なっている、だけではなく(2)範例と問題点(『基礎的設問』)を示している。さらに(3)いくつかの『設問』の例示的研究さえ行なっているのである。それら(1)〜(3)が、本書の骨格となっている。いずれも単体で出版されていたとしても、充分な価値がある質を持っているのが驚きである。これが本書の最大の美点である。
また、ひとしきり日本でも、本書に見られる『中程度の(一般化しすぎによる理論の適用不能性と、個別化しすぎによる同様の不能性を回避する)』機能分析が行なわれたようだが、本書と比較すると、全く消化不全であったと思わざるを得ない。それは、バックグラウンドデータの不足によることが一つの要因であろう。近年、一部ではあるが、そのようなデータの集積が始まった。だから、改めて見直す一つのモデルとして、重要性が増したとも思える。これが、薦めたい点でもある。
だが、大いに注意したい点がある。600ページを超え、全文二段組という分量もさることながら、余りにも「しっくり」しない翻訳なのである。さらに、参考文献や注をきちんと載せているのは良いのだが、それらが、各パラグラフに収められており、主論旨を追いかけにくくしている。社会学を専門とする方以外にも、大いに得るところがある質なので、対処するために、まとまった時間のあるとき、「取り組む」といった態度が必要となる。この点注意したい。
ともかく、難点はあれど、大切な書物であることには、変わりない。