重いぶん下手な小細工をすると筋肉を痛めるが、力みのないスイングプレーンを確認し身につけるのには良さそう。打ちっ放しに行けない日に室内を振ってます。5分で疲れますが。
街歩きを楽しむ人がすごい勢いで増えている。したがって、その層を対象とした書籍や雑誌も多数発行されている。その中で、コミュニティ研究の最先端を行く二人の人たちを中心としたグループがまとめた本書は本格的な街歩きの方法論を伝授する面白くてためになるガイドブックである。
現在中央線は立川までの立体化が完成し、その存在をあまり気にしないで沿線南北を行き来できるようになったが、それまではこの鉄道によりそれ以前からあった道路やコミュニティが分断されており、住民の生活や意識に重大な及ぼしていた。ところが、
イタリアで古代から現代まで続くコミュニティの歴史を長年
調査してきた法政大学の陣内秀信研究室ではその手法を用いて日本を代表する郊外住宅地である中央線沿線を現地
調査し分析して、やはり古代から現代まで連綿と続く地域の歴史が中央線の存在に影響されることなく今も各所に息づいていることを立証し、現代コミュニティ分析の最先端を走る三浦展氏と共に本書をあらわした。本書は雑誌「東京人」に連載された記事を中心にまとめられたものではあるが、カラー立体地図が巻頭に載せられ、陣内・三浦両氏の対談や阿佐ヶ谷育ちの陣内氏の原風景についてのエッセイも加えられて、見ても読んでも楽しいガイドブックになった。
学生時代、実家への帰省など色々とお世話になった路線で沿線の変貌が見られると思い購入しました。結果は…ガラリと変わった風景には驚きです(10年も経てば当たり前と言われれば否定しませんが) ただ高架工事が完了してから撮影するとかもう少し配慮していただければ良かったと思いました。(工事区間はあまり風景が見られなかったので) やはり様々な事情で難しいのかな?