CGを使った作品が多い中、全てが手作業で行われるストップモーションアニメ。
その作業、クオリティの高さにに頭が下がります。。
抑圧されていて色の無い生者の世界。生気に溢れ(って変だけど)カラフルで楽しい死者の世界。
「みんないつか死ぬ。隠れようが逃げようが最後に残るのは骨だけ〜♪」ほんとにその通り。
普段なら恐ろしく不気味で暗く描かれる死者の世界。
でもこのアニメでは逆。このアニメを見ていると、死者の世界も悪くないって思えてきます。
前半(3分の2程度の分量)では、この作品が作り上げられていく過程が、インタビューや製作中のスケッチ、撮影風景の写真、ストーリーボード等を交え、詳細に語られています。 後半(3分の1程度)はフォトストーリーとなっており、写真+物語の簡単な説明に、ストーリーボードもいくつか掲載されています。ストーリボードはたぶん撮影用の絵コンテみたいな役割なのでしょうか?掲載はわずかですが、作家ごとに少しづつ違う絵柄でかかれたボードは、コママンガかイラストのようで、個人的には楽しめました。ラフ絵的なものなので、もちろんあまり興味のない方もあるとは思います。 特筆すべきはフォトストーリ−中に、映画内のすべての歌詞が対訳つきで収録されていることです。歌詞を詳しく知りたい方には非常にお役に立ちます。 全体としては、ファンブック的なものではなく、製作過程のバックグラウンドに興味のある方向けの、比較的硬い内容になっていますので、ご注意ください。
「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」ファンの5歳の息子と一緒に公開初日に見に行きました。 細部にまでこだわった本物の映像と音楽、魅力的なキャラクターには最初から終わりまでひきつけられました。
コープス・ブライドの最後の姿には思わず涙・・・。 5歳児までが涙ぐむ、とっても素敵なお話です。 今、息子は映画館で買ったパンフレットを見ながらDVDが届くのを楽しみに待っています。
映画のほうは、非常に分かりやすいつくり。 予想はしていたのですが、ある登場人物が出た段階で、すっかり終わりが見えてしまう、ちょっと消化試合のような作品でした。 が、ティム&エルフマンのタッグならではの情緒はたっぷし、どっぷしです。 逆にもう少し工夫はないのかっつうくらい。ですが、ミュージカル的な演出部分の踊って、歌ってでは、”チャーリーとチョコレート工場”を彷彿させる愉快な楽曲が。 シザーハンズでノックアウトされた方にはピッタリくると思います。
CGを使った作品が多い中、全てが手作業で行われるストップモーションアニメ。
その作業、クオリティの高さにに頭が下がります。。
抑圧されていて色の無い生者の世界。生気に溢れ(って変だけど)カラフルで楽しい死者の世界。
「みんないつか死ぬ。隠れようが逃げようが最後に残るのは骨だけ〜♪」ほんとにその通り。
普段なら恐ろしく不気味で暗く描かれる死者の世界。
でもこのアニメでは逆。このアニメを見ていると、死者の世界も悪くないって思えてきます。
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