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Closing Time
この時期には必ず聴きたくなるアルバムです
寂しい背中にそっとコートを掛けられたような安堵感がある

バルトーク―民謡を「発見」した辺境の作曲家 (中公新書)
バルトークはストラヴィンスキーとシェーンベルクと並ぶ20世紀最高の作曲家。バルトークの音楽が大好きなので本書を手に取ったのだが、筆者もことわっているように、本書は作曲家としてのバルトークではなく、民俗音楽研究家としてのバルトークに焦点をあてている。バルトークが民俗音楽を研究し、民俗音楽から影響を受けた音楽を創っていたことは当然知っていたのだが、バルトークがここまで民俗音楽研究に力を入れていたということを本書を読んで初めて知った。バルトークにとっては民俗音楽研究は作曲と同等の重要性を持つものであり、晩年に米国に移住する際も、作曲ではなく民俗音楽研究で大学のポストを得たがっていたという。

ただ、本書が新書として出版されるべきものだったのかは大いに疑問である。『バルトーク』というタイトルをつけながらも、大作曲家バルトークの音楽についてはほとんど触れず、ひたすら彼の民俗音楽研究についてをひたすらマニアックに記述しており、若干詐欺まがいだと言っては言い過ぎだろうか。無論、本書に学術的価値があることを否定するものではないが。ただ、バルトークの民俗音楽研究が彼が作曲した作曲群にどのように影響を及ぼしたのか、ということについてくらいは「お約束」として紹介しておくべきだったのではないか。

バルトーク ピアノ作品集(1) (ニュー・スタンダード・ピアノ曲集)
もっとも難しいのが「アレグロ・バルバロ」です(ツェルニー40番終了程度)。ほかはツェルニー30番程度の人から弾ける曲ばかりです。しかしバルトークなので日本人にはなじみの薄い民族的なフレーズがあったり、独特なリズム表現があったりします。そのためドイツ系の音楽(バッハ、モーツァルト、ベートーヴェン)やフランス系の音楽(ショパン、ドビュッシー)とはまた違った魅力を楽しむことができます。特にリズミックな表現はいまあげた作曲家からは学びにくいと思うので、打楽器的にピアノを使うバルトークを勉強すると、リズム表現が格段に向上すると思います。
このシリーズは解説が充実しているのが特徴で、初心者にはわかりやすいし、専門課程を目指す方でも十分に使える内容だと思います。

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