まさにそのものずばりの
タイトル。パキスタンで「密造酒」を楽しみアメリカが好きだと語っていた家族の行く末。テロ以降の米国社会の変容。双方の視点を比較的冷静にたどる作品を送り出す米国は懐が深い。日本では、あまりに重い主題をそのまま出すのははばかれたんでしょうね、なんだか意味不明のパッケージ。嘘ではないけど、実も蓋もない
タイトル。
元々画質は良かった部類でしたが
スーパービットになって、より軍服や銃の質感&detailsが
しっかり再現されています。
白い軍服も、真っ白に飛ばずに微妙なシワや影が
日ざしの強さを上手く伝えています。
作中の「コードR」のシーンも
黒く潰れていないので、より兵士の
恐怖が伝わるでしょう。
音響的には派手なシーンは有りませんが
ジャックニコルソンの声は、DTSだと独特のクセもあり
凄みを増しています。(多少クドいがニコルソンにはピッタリ)
普通、
ハリウッドのこのテ作品だと
登場人物に「恋愛」が芽生えたりと、本筋とは違った
味付けがあったりしますが、本作はトムとデミは
微妙に距離を保ちながら、上手く協力していて
本筋からブレない、いい意味で1本調子で
最後!まで進んでいきます。
ケビンベーコンが、一応トムの敵役
弁護士になっていますが
それぞれが、使命を全うするという関係が
最後に分かるので、清々しいです。
舞台が元になっているらしいですが、若干セリフが多めなので
理解しやすいのは、吹き替えですが
スーパービットには無いので
そういう方は通常版が良いと思います