久々の 傑作アニメだとおもいます。
絵柄もいいし。
原作を読むとストーリーの補完が出来ます。 私はアニメから入りましたが、原作を読んで大吉の気持ちがわかりました。
三重県出身の著者がえがく、三重(=地方の田舎)の大家族のお話。 読売新聞の三重県版に、著者のインタビューとこの作品の紹介が載っているのを見てから、コミックスが出るのを楽しみにしていました。
三重らしさは登場人物たちの話す言葉が方言だったり、程度ではあります。 第1巻時点では、漫画もドラマチックな展開がある、わけではなかったりします。
でもこの方のえがく日常ものは、とても優しさにあふれていて読後がほんとうにすばらしい。 僕はこの作品を読むたびに、なんでもない日常が一番すばらしいと感じさせられます。なんというか、はしばしまであたたかい感じです。
今年、著者はデビューして15年になるそうです。こういう漫画の良さは、年や経験を重ねるとより分かるようになる良さでもあると思うので、大人になった皆さんに是非読んでほしい1冊です。おすすめです。
マンガの絵の質感がそのままなところが良かった。声優さんも合っていると思う。
たまたま一回だけ連載を見て、単行本になったら買おうと思ってました。
ゆったりとここだけ時間が止まっている描写が本当に上手な漫画だと思います。 ほっこりとしたい時にどうぞ。
コマ割りも大きいので、急展開を求める人には向きません。
あとバリバリの手芸漫画ではありません。今の所は。そう思って普段からハンドメイドをやってる人が買ったら物足りないかもしれませんね。
とりあえず一巻なので様子見。 不定期連載のようなのでいつ出るかは分かりませんが(笑)
ボタンつけの方法とか縫いかたの説明とかがもっと補足であると、勉強になるのでそこもがんばって欲しいなぁ。
最後まで、ほんわか・暖かい内容の素晴らしい作品でした。 ここ最近のアニメ作品群とは、一線を画する作品であることは間違いないでしょう。 絵も綺麗ですし、今の流行を片っ端から取り入れたり、やたら奇抜な変化球を投げかけるアニメとは別格でした。
「子育てをメインテーマにした、こんな優しいアニメもあるんですよ」
そう申したいです。
ただ、個人的に☆五つ付けるには若干の葛藤もありました。 この作品を見て、自分も子育てしてみたい、強いては、家族を持とうかな……、なんて考える人も、作品の性質からして、多くおられるだろうと思いますし、非常にいいことだと思います。 が、これはあくまでアニメ作品ですっ!現実じゃありませんっ!
実際、こんなに聞き分けのいいお子様は、奇跡的な確率でしか存在しません。 子供の行動は大人の想定を超えるものがあります。 しつけ・病気・学費・わがまま・駄々っ子…、数えだしたらキリないです。
あまりに綺麗にまとまりすぎてる、そう思えました。 言うなれば、仕事の大変さが全く伝わってこない・悪人の全くいない「ARIA」の如く、綺麗な面しか描かれていないのが、少し気になりました。 (ARIAを引き合いに出してしまってすみません。私はARIAファンで、DVDも全巻揃えてます、ハイ!)
でも、そこはやはりストーリーアニメ。波乱万丈的ドキュメンタリーじゃありません。 やはり、一つの物語としてとらえるべきで、綺麗な心を育てるための綺麗な作品として、素直に最高を評価することにしました。 実際、私自身、この作品でホントに暖かい心にさせて頂きましたからね。 ほんのり温か、ハートフルアニメ。 お勧めです。
●補足● 凛ちゃんは、ずっとおじいちゃんっ子だったから、確かに聞き分けの良い礼儀をわきまえた良い子になった、とも十分考えられますね(納得) あと、4巻DVDの夏バージョンジャケ、ひまわりと青空、凄く良かったです。大吉と凛の笑顔も最高です♪
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