アトリエさくら、いつもの一本道
主人公視点が終わるとヒロイン視点が、ヒロイン視点が終わると
エピローグが始まります。
主人公視点時のみ、選択枝あり分岐なし。
<内容>
内容は本屋のパートしてた妻が配達に行って、事故にあって記憶喪失に。
町中へ出かけた時に、本屋のパート仲間と出会い本屋にいくと、記憶を
無くしたはずなのに店長の事だけはすぐに思い出した。
夫やその両親など、大切な人の事はすぐ思い出せた……なら、店長も大切な人?
疑問抱えながらも仕事に復帰する妻、なぜか店長の前で夫の話をするのを
ためらってしまう……。
無くした記憶にこだわる夫。
記憶が無くても、これから新たにやっていけばいいという店長。
過去にこだわる夫と、そのプレッシャーから逃げるため、今という自分に理解を
示す店長に、心と身体を開いてしまう妻。
浮気だと判っている、どこかでふんぎりを付けなければ。
そう判っているのに、断ることを出来ず夫に疑われないように関係を続けてしまう。
しかし夫が、今の自分に理解をしめしてくれている事がわかり、関係を切ろうと
する妻に、店長は食い下がる。
そして店長は妻との情事の画像を、つなぎ止めるために妻へ送るはずが夫の携帯へ
送ってしまい、妻の浮気を夫は知ることになる……。
<総評>
NTRにしては、寝取られた感が薄くその理由を考えていたところ、寝取る側の
店長が小物臭がする、というのが感想として残りました。
寝取る側は、男性としての強い生殖力をもって、弱い男からその弱い男の女を
小細工無しに性交のみで身も心も奪い取っていく、というのがネトリであると
個人的に考えています。
なので妻が店長に拒否反応を示し、妻が夫の元に戻ろうとしている時点で、
記憶を無くした妻が病気のストレスから浮気をしました、という話に落ち着いて
しまいNTR感が薄くなってしまった気がします。
またエピローグも、最終的には多少のアヤをつけて、めでたしめでたしで収まり
ますが、この終わり方もネトラレ後の口喝するような心を締め付けられるものを得られ
ませんのでネトリ側・ネトラレ側も満足いく内容でも終わり方ではないとおもいます。
オススメ度としては、上記の様にNTR要素は薄いものの、CGの出来は良く、
声優さんもいいです。テキストは一部言い回しがおかしかったりしますが、
エロゲーとしての出来は値段から言って悪くはないとおもいますので☆4と
させて頂きました。
<終了後>
CG鑑賞・シーン鑑賞・BGM鑑賞・
スタッフルーム
<音声>
妻のみあり。