洋書の方は自身の
英語力が拙く和訳されたとのことで随分理解しやすくはなりましたが、いかにもタイガーがこれで復活とか言う宣伝方法はどうかと(タイガーは要素は取り入れているようですがスタックアンドチルトではないでしょ)
また、技術監修の人とこの出版社の仲の良さは周知の事実ですが、この本でこの人が技術監修するのはどうかと思います。
巻末でも的はずれなこと書いてますし、著者とおそらく一面識もないし技術的に相入れるものもないと思います。
スタックアンドチルトに本当に興味ある人はこの技術監修の人はものすごく違和感あるし、本を売らんがために入れているなら全く逆効果だと思います。
アメリカの東海岸に位置する田舎町の警察署長を務める主人公は妻と離婚して孤独な日々。
カウンセラーに別れた妻のことを想い過ぎると問い立たされ、別のことに集中するために過去の未解決事件の捜査に乗り出す。
折りしも街はヨットレースに沸き、外からの来訪者が多くいた。
そんなレースの参加者の男に街の少女がレイプされるという事件も同時発生する・・・・・・・。
これってシリーズものだったんですね。私は知らずにいきなりこの第4弾から視聴してしまいましたよ。ええ。
そうなると人物関係で若干ながら理解し難い場面がありますが、概ね話の筋は分かります。
主人公の老署長の哀愁を感じさせる容貌と、スコッチ。そして背景の海ですかね。
静に流れるピアノの調べが作品の雰囲気を上手く整えて、落ち着いた作風に
仕上げていると思います。
刑事ものなのに派手なアクションもカーチェイスもないという異色な作品。
でも何だろ?見終わった後に心に残るものは確かにありましたよ。それは間違いないです。