上級ウォンバットキングちゃんのお宝雑記帖

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おすすめベスト10!
1.高須クリニック
2.森羅万象
3.SMK
4.Rez
5.オーガニック
6.まぼろしの市街戦
7.赤ちゃんはどこからくるの
8.エコバッグ
9.水源
10.田中涼子

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脱走と追跡のサンバ (角川文庫―リバイバルコレクション エンタテインメントベスト20)
日本のSF小説愛好家に、「好きな作品ベスト10は?」的な質問を訊ねれば、必ず上位に入ってくる作品であり、もちろん筒井康隆の長編の中でもベスト5の1冊には数えられるのではないだろうか。読み込んでいけば、様々な深みを増す小説だが、難しい分析はさておき、まずは、とりもなおさず第一級のエンターテインメント作品である。例えば、この作品に描かれた現実と虚構の境界線の曖昧さ(障子をボートの縁で突き破ったときだったか、マンホールをくぐったときだったか...?)や、その曖昧さに翻弄される人間達の愚かさ、といった側面を捉えて、増加する現代日本の少年犯罪の根底にある、「現実把握能力に乏しく、リアルとサイバーを混同しているかのような無気力な若者達」の出現を予言していた、といったもっともらしい解説をすることもできるだろうが、そうやって現実と虚構に翻弄されていく人間達の行動が、まるでスラップスティック・コメディのようなドタバタ劇で進行していく様は非常にテンポよく、カタルシスへ向かって、創造と破壊が繰り返されていく感じはフリージャズ的あり、難しい読み方をしなくても十分楽しめる小説である。初版は相当前のことだったと記憶するが(正確な日付が手元にないので割愛)、今日読み返してみても、全く色褪せた感じがしない。そういう意味では、まさに「ageless」「timeless」な本だと思う。もちろん、この作品は単なるハチャメチャな娯楽小生ではなく、SFが社会批評、現代文明批評の有効な手段として機能していた時代の記念碑的作品であることは間違いない。

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喜んで作っていましたよ。羽を切り出すところが少し難しいかな。

イラク―米軍脱走兵、真実の告発
 私の父はちょうどこの著者と同じ年頃の青春時代に、中国で7年間戦争に従事しました。『人を殺したことがあるか?』と小学生の娘に訊かれた父は苦しい表情を見せて「殺さなかったら俺が殺された」と答えました。父の帰国後の人生も又、悪夢に苛まれたものだったと、今、私は確実に言えます。ジョシュア・キーの全ての告白、告発が半世紀以上を経て父と重なるのです。奇跡の愛の輪が彼のカナダへの脱走を成功させました。彼を「自分の頭で考える人間」に戻したのは祖父の言葉でした。「少年時代にこうした正しい考えを聞かせてくれる大人がいてよかった」と言う彼。祖父の言葉は知性に溢れたものでもなんでもなく、「どんな男も妻を殴る権利はない」という簡素な哲学です。銃社会アメリカの深い問題をはじめ、全く、これを読めばアメリカの社会構造がよく分かります。ごく普通のアメリカの若者の言葉で。全ての人間に読んで欲しい感動の本です。

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