“松坂世代”と呼ばれる松坂大輔選手を筆頭とする世代が最後の甲子園を戦ったのが1998年。
もう随分前のことになってしまいましたね。
桑田・清原のPLもテレビで観たのですが、テレビに釘付けになってみた甲子園の試合として今もNo.1として挙げたいのが、伝説の「
横浜vs.PL学園」戦です。
その試合を克明に追った本がこの本です。
ちなみに本の表紙の写真が当時の
横浜高校の背番号「1」松坂大輔投手。
試合の中の局面局面でどんな会話があったか、当事者(選手・監督)がどんなことを考えていたのか、細かく追われています。
この試合をビデオに録画しても持っているのですが、画面からはわからないことも沢山あります。
何より、高校生の試合であっても、このレベルになるとこんなところまで考えて戦っているのか!
と思わざるを得ない内容です。
デビュー時から引退まで数々の名シーンや立浪選手のインタビュー等、盛りだくさんの内容で、古くからの立浪選手のファンはもちろん、最近の代打しか知らないファンの方にとっても絶対買いでしょう。
ただ、若いころの華麗な守備の映像がもっとたくさん盛り込まれていれば、文句なしに五つ星でした。