「宇宙から何かが落ちてきて街が大変なコトに」ジャンルの
最高傑作のひとつで、後のフォーマット(アタマの固い保安官、
主人公の言動を誰も信じない)などは全て本作により確立されている。
なんといっても究極の非日常である、クリーチャーによる
街の壊滅過程の描写がすばらしく、それがまた、宇宙からきた
ワケのわかんない物体というところの理不尽さ加減が素晴らしい。
リメイク版の「ザ・ブロブ/宇宙からの不明物体」では
そのあたりを一ひねりしていたのが賛否の分かれるところだろう。
(安易に「軍隊なら何やってるかわかんないし」という理屈が
後付けになっているので、私は否定派)
ジャケットはcriterion版と共通だが、コメンタリーは
収録されていない模様。あとは画質が楽しみである。
できましたら「Beware!the Blob」こと
「人喰いアメーバの恐怖NO2」も、とっととリリースを希望!