今も続いている女神転生シリーズの原点です。西谷先生が書いた小説が元になっているそうですが、それにしても素晴らしい出来です。悪魔との交渉、合体、そしてキャラクターの成長…etc
このゲームにしか味わえない何かがそこにはある。
PS2版P4を180時間程プレイ
PS2版より向上していると感じた点
・新キャラ、新BGM、新クエスト&シナリオ、新アニメカットシーン、新システム、新コミュ、新施設、新マップ、新ペルソナ、新ダンジョン、新EDの追加
・全体的に重箱のすみをつつくような細かい調整が、読書の既読や全何章か、行事カレンダー、継承リセット地獄からの解放…など他にもあるが、ユーザーフレンドリーさが増している
・オンライン要素の追加、他のプレイヤーから救援してもらったり、他のプレイヤーがその日は何をしたか、他のプレイヤーはどんなペルソナを作ってるかの統計機能
・画質のクッキリ感が非常に増している。
・最近多い名作リメイク作品だと高精細化されないケースが多いムービーシーンもちゃんと高精細化
・UIや文字、顔グラフィックも高精細化
・夜行動できるように
・スキルカードの追加やシャッフルタイムのシステム変更、ペルソナ合体の仕様変更
・特に良いと感じたのがロード時間とセーブ時間の超短縮ぶり、特にセーブは押したら即セーブ終了レベルの速さ。
・背景のテクスチャが高精細なものに一新されていて看板の文字が読めるレベル
・会話ログ読み返しの追加、イベントスキップの追加
・難易度が5段階に増加、全滅しても何度でもすぐやりなおせるセーフティと更なる難易度のリスキーの追加
・防御力とは関係の無い衣装チェンジが可能に
・戦闘中合体技を繰り出すように
・テレビ番組を模した
ギャラリーの追加
・トロフィー対応
買うにあたって
・ゲーム自体はダンジョンRPGと日常ADVをブレンドしたような物、一日ずつ日が進んでいく。
・ADVパートでは友人と仲良くなったり、町の人と仲良くなり「コミュ」を築いていく、コミュを築くと仲間や自己強化に繋がる
・RPGパートではダンジョンを攻略していき、ペルソナを育てたりペルソナを合体したりして進めていく
・ダンジョン攻略に日時の有限があり、適当に進めすぎるとシナリオ的な意味でゲームオーバーになったりする。(ただし救済はちゃんとある)
・テスト勉強はどうするか、誰とまず仲良くなるか、レベル上げやアルバイトはどうするか?など自分なりのスケジュールをたてていかないと結構中途半端な感じになってしまうので自分なりのスケジュール立てが楽しい
・そろそろダンジョン行きたいなー、そろそろ日常ADVしたいなーと丁度いいくらいで切り替わるバランスは絶妙
・ゲーム自体はやりこみ要素もあり、普通にイベントを見てクリアするだけでも70〜90時間位。(PS2版の時点で)
・バトルは敵の弱点を突いたり、逆に突かれないようにペルソナや仲間を入れ替えて戦う感じで割と戦略的、特に敵の弱点を突いた後に可能なボコスカラッシュは爽快感もある
・割とあっさりやられてしまう事も多いゲームだが、ゴールデンはゲームオーバーになってもすぐやり直せる難易度があるので間口が広い。
・BGMはオシャレなボーカルBGMが多く、耳に残る物ばかりで良い
・隠し要素ややりこみ要素が多い
PS2版で既読部分はスキップを使用して一周目コミュオールMAX、真EDクリアで74時間(ちゃんとイベントを見れば難易度とプレイヤーにもよるが90時間〜110時間程度のボリュームと思われる)
正直なんで据え置きで出ないんだ?と思ってVITA毎購入してプレイすると非常に高精細なグラフィックとプレイングの快適さに驚き。
PS2版からすると全体的に非常にクッキリしていて文字や画面も見やすく、ロード・セーブも非常に早いと感じた
プレイ開始直後からPS2版とは全く違う出来事が起こったりと新鮮な感じで楽しめている
また、アニメやP4Uから入る人のためか非常に簡単な難易度が用意されているのも間口を広くしていると感じた
初プレイでストーリーだけを純粋に楽しみたいなら最低難易度のセーフティがおすすめ、ノーマルだと初見では辛い所が結構あるバランス(低難易度でもストーリーやトロフィー取得は同じ)
合体の仕様やダンジョン内でのヒント、どこでも次の階層に行けるなど全体的にユーザーフレンドリーになっている、PS2版プレイヤーは「ぬるい」と感じてしまう人もいるかも
PS2版はあまり早くないセリフ飛ばし機能だけだったので新機能のイベントスキップが嬉しい、周回やりこみゲームでもあるので、ストレスフリー
本編を進めると項目が増えていくTV番組を模した
ギャラリーモードが充実していて良い
ダンジョン内でのオンライン要素はSOSサインを出して他のオンラインプレイヤーから応援を貰えると戦闘スタート時に応援メッセージと共に少し回復出来るという物
逆に他の人のSOSサインを見つけたら自分も応援メッセージを送る事ができる、密接ではないがこういう他プレイヤーとの繋がりが新たな試みで面白い。
PS2版だとSP(ドラクエで言う所のMP)が枯渇するとダンジョン探索を打ち切って日時を消費してしまうという流れだったが、
SP回復アイテムの増加や救援メッセージのお陰でSP回復が非常にしやすくなっている
メッセージを送ってくれたプレイヤーの数だけ回復量が増える仕様で
ジリ貧な時に沢山の救援メッセージでガツンと回復できた時はみんなありがとう!と言う気持ちになれることうけあい
クリア後の感想としては追加要素はかなり多いと感じた、
衣装をチェンジできるようになったが、衣装の数がビックリするほど多く、主人公だけでも20着近くあり、しかも仲間との会話でお互いの衣装について語ってくれたりと実に細かい。
追加シナリオは日常の掘り下げシーンが多く、どれもこれもリア充度がハネ上がっているシナリオや、追加のお風呂シーンなどファンならニヤリなものばかり。
公式WEBサイトでクマのシャドウが言っているネタバレ厳禁部分に非常に追加要素、追加シナリオが密集しているので
是非御自分で突☆入して堪能していただきたい。
”新・真ED”はPS2版プレイ済の自分でも新鮮に感動できた。
ゴールデンからP4を初めてプレイする人は完全版を最初からプレイできて、とても羨ましく感じる
そんな気合の入ったリメイク作品。
NHKの公式ホームページでもファンの皆さんが掲示板に「是非DVD化してほしい」と切なる願を込めて書き込んでいらっしゃったモノがついに実現しましたね。私もDVDでもう一度楽しめることを本当に喜ばしく思います。
思えば、あまりドラマを見ない自分が放映時に毎晩欠かさず見ていたのは、不思議な魅力と楽しさ、そして、ちょっぴりの切なさとハッピーな気分にさせてくれるドラマだからかもしれません。既に見ている方はもちろん、まだ一度も見ていない方にも是非お勧めしたいと思います。