特撮やCGなしでも、万人を納得させうる戦争ドラマはつくれる。後世に残すべき傑作。原作の「
戦艦大和ノ最後」は反戦の書といってもよく、厳しい海軍批判、遺族だったら読むのをためらうような惨いシーンもあるのだが、本ドラマでは出撃前夜の人間ドラマが中心なので抑えめにされています。感動という点ではこちらが上だと思いますが、原作にこだわるなら不満が残るかもしれません。
50歳を越え、映画に足を何度も運んだ昨年。とても楽しい時間でした。
最近はサイボーグ009の完結編を楽しみ、実写版が出たことでDVD
廉価版が発売された昔の
タイガーマスクを楽しみ、来週に公開予定の
キカイダーを楽しみにしているおじさんです。
今回の総集編、そして新作、秋頃からまたオールドファンにはたまらない
時間がやってきそうですね。
まだ観てもいない作品の評価をつけるのは反則ですが、期待の度合いを
表したく投稿しました。ヤマトファンの皆さん。これから小出しで出てくる
情報に一喜一憂しながら秋を迎えましょう。
それでは最後に・・・ありがとう、以上だ。
古い映画やテレビ・ドラマやアニメ作品の場合、「音楽が素晴らしいので、劇伴を音盤化したいのだが、マスターテープの存在が確認出来ないため止むなく、台詞のアフレコ・アテレコ用に用意された『MEテープ(音楽と効果音のみが録音されているテープ)』から効果音が被さったまま、音楽を抽出して作製」した音盤、というのが昔発売されていた。円谷作品やアニメ「
ルパン三世」第一シリーズのものがそれだ。近頃では松竹映画「砂の器」のサントラCDで、電車の通過音入りの楽曲が収録されていた。
このCDもなにやら、そんなMEテープから収録したもののような感じを受けてしまった。おそらく前述の『あの頃映画サントラシリーズ「砂の器」』のCDを聴き込んだ後だったからであろう。このCDも、どうせなら昔の映画サントラ風に、曲間に「ヤマト発進!!」とか「エネルギー充填120%」「誤差修正、右1度。上下角マイナス3度」「ターゲットスコープ、オープン。電影クロスゲージ明度20」「波動砲発射10秒前、対ショック・対閃光防御」「5、4、3、2、1! 波動砲発射あ〜!」などと、お決まりのセリフを収録すれば、もっと親しみがもてる集大成的音盤になりえたのではないか?
したがって、「鑑賞しよう」という姿勢で聴くとなるとかなりの疲労感を伴う。長距離のドライブ時にでも気軽になんとなく流しておくべきCDであろう。