洋楽編邦楽編と続いて本命と言うべきだったこのゲームソング編。
高橋名人とのコラボと言う事で予想できていたのは『Bugってハニー』くらい。
一体どういう基準で集められたのか? ゲームオリジナルと言うくくりはさすがに厳しかったのか?
ボンバーキングとか小白竜とかは当然だよねーとか思っていたら全然そう言う事は無くて!
卒業、レンタヒーロー、ウルティマ、消えた
プリンセス、忍者じゃじゃ丸くん、オホーツクに消ゆ、
パラッパラッパー、シュタインズ・ゲート
ちなみにじゃじゃ丸くんとオホーツクは桃井はるこ作詞。
これはファミソンのシリーズと言うよりも「魂の十六連射」とかぶらないように設定したのかも。
あえてチップチューンアレンジと言うスタンスはともかく、ナンバーにはほとんどの人が微妙と思う気がする。パラッパとシュタゲあたりは明らかにひよったとしか。サターンとかドリキャスの立場はどこに?
チップチューンの『Bugってハニー』はなかなか味があります。名曲だけどチップチューンにすることであの時代が見えるよう。
実はチップの『ボンバーキング』はプレミア価格なので、桃井はるこのカバー共々期待していただけにちょっと残念。
ハドソン入社時のエピソードから東京支社での営業時代の裏話、そして伝説のキャラバンなど盛りだくさん。なかなか面白く読ませていただきました。ただし「高橋名人逮捕!(コントローラーのボタンにバネをしこんで詐欺罪で捕まった)」の真実は子どもの頃から知りたかったので、その部分にもページを少し多めに割いて欲しかったです。