オタクな女の子を題材としたライトノベルの先駆者とも言える乃木坂春香シリーズ。
ＰＳ２で出ていたゲームの続編という扱いではあるが、今作からやっても特に問題はない。

ゲーム内容は、まずゲーム開始してすぐに攻略するキャラを決め、
その後は特にゲーム進行に影響を与えない選択肢をいくつか選びながらエンディングへ。
共通√というものがないので気軽に全√を遊ぶことができるが、
逆にいえばボリュームがない。
一本道のシナリオ×ヒロイン５人分で、数時間もやれば読み終えてしまう。
原作の雰囲気はうまく引き出せているが、物足りなさを感じてしまうのも事実。
絵と声がたくさんついた豪華なライトノベルを読んでいる、というスタンスでいけばまあ許容範囲か。

感性豊かで個性的な学生たちの
ひたむきな青春が中心に描かれていて
おまけに京都の雰囲気も楽しめます。
音楽にそれ程詳しくなくても十分楽しめる筈です。

また全巻読めば現代音楽の事がひととおり理解できてしまうのではないでしょうか。
マンガでこれを最後までやりきったのはすばらしい。

ただ私がどうしても気に入らない点がひとつ
主人公が女々しい！！
せめてこの表紙のように
もう少し攻めた野性味が有って欲しかったのですが
いつもウジウジとしていてコンプレックスがなかなか抜け切れません。

知っているさそう作品の主人公では最も嫌いですね。

ものまねでの歌謡ショウは楽しくテレビで見慣れていますが、楽（落）語会という新しい切り口で武田鉄矢さんを面白おかしくいじっています。